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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

「政界にはノータッチ」と答えた小泉元首相だが、河野太郎と息子・進次郎の2人を将来の総理にと考えており、進次郎たち若手をまとめて、「河野派」を立ち上げさせるよう働きかける可能性がある。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年1月28日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「政界にはノータッチ」と答えた小泉元首相だが、河野太郎と息子・進次郎の2人を将来の総理にと考えており、進次郎たち若手をまとめて、「河野派」を立ち上げさせるよう働きかける可能性がある。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  昨日に続いて、自民党二階派「志帥会」重鎮からの政界特別情報である。  小泉純一郎元首相が久しぶりに公の場面に出てきた。ヒトラー発言で連日話題になっている菅直人元首相と並んで27日、記者会見を開いた。EUが脱炭素を理由に原発容認を検討していることに対する抗議だった。出席者からは、2人で新党を結成する予定はないかと質問を受けたが、2人とも否定した。  その小泉元首相は、河野太郎と息子の進次郎をともに政治指導し、先の総裁選では河野太郎を応援していた。新党を立ち上げないのかとの記者の質問には、「政界にはノータッチ」と答えたようだが、小泉氏の活動をサポートする元国会議員の話によると、将来的には、河野太郎、その次に進次郎と、総理になっていくことを考えているようだ。  小泉元首相本人が新党を立ち上げる気はないようだが、河野太郎と進次郎で派閥をつくればいいと思っている。ただ、河野太郎は、総裁選のときの推薦者から、派閥を立ち上げるよう説得されているものの、本人は麻生派を出る気はないらしい。河野太郎は、同じ神奈川県選出ということもあって菅義偉前首相との関係も深いけれども、菅派が立ち上がったとしても麻生派を出て菅派に入る気はないようだ。もともと父親譲りでカネを出し渋る河野は、自分の派閥を立ち上げる気はなく、できれば、麻生から元は父の派閥の流れをくむ麻生派を返されるのを待っている。しかし、麻生はそうは考えていない。今後、息子に地盤を譲ったら、派閥も息子に譲ろうと思っている。その中継ぎとして、一旦、鈴木俊一財務相に預けようと目黒んでいるくらいだ。そうしたことも横目で睨みながら、小泉元首相は、いまは菅グループに入っている進次郎たち若手たちをまとめて、河野派を立ち上げるように働きかける可能性はある。  ところで、菅直人の「ヒトラー」発言は、維新が強くなっていることに対するけん制だったのだろう。この前の衆議院選挙で自民党は、大阪選挙区全て落とし、維新に全滅させられている。参議院選挙前の、いまのうちに叩いておこうと思ったことが、お調子者の菅直人の口が滑ってしまったのだろう。 【参考】「小泉、菅両元首相、新党結成?小泉氏「ノータッチだ」 脱原発で会見」
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