Foomii(フーミー)

板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

今回の総裁選は、米国の意向としては「安倍・麻生」潰しのための総裁選ということになり、「二階・菅VS安倍・麻生」の戦いは、「二階・菅」に軍配が上がる。新政権は、安倍・麻生を外した挙党体制となる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年9月17日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回の総裁選は、米国の意向としては「安倍・麻生」潰しのための総裁選ということになり、「二階・菅VS安倍・麻生」の戦いは、「二階・菅」に軍配が上がる。新政権は、安倍・麻生を外した挙党体制となる。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、上皇陛下の側近でMSA資金の最終承認者である吉備太秦からの総裁選トップ情報である。  我々、日本のゴールドマン・ファミリーズ・グループのなかでは、岸田文雄前政調会長の評価は極めて低い。菅首相は、実はバイデン大統領を含めて米国からの評価が非常に高く、国連総会にも呼ばれていた。ただ、国連総会へは出席せず、ビデオメッセージとなるけれども、9月24日25日に訪米することが決まっている。退陣する総理が訪米するということは、超異例中の異例のことだ。今回の総裁選に関して、米国がどう見ているかという観点からいうと、日本の見方とは違う結論にたどりつく。  菅首相と二階幹事長はいまも関係は良く連携している。二階は、いずれにしても新総理の体制で幹事長を辞めることになっているが、引退はせず、次の衆議院選挙には出ることを決めている。大島理森が衆議院議長を辞めるので、二階が衆議院議長になるという話が出ている。ただ二階は足が悪く、天皇陛下の御前からそのまま後ずさりで階段を降りることは出来ないので、副総理という話が現実的だ。そして二階派を菅に渡して、菅は新政権で官房長官に返り咲く。総理から返り咲くというのもおかしな言い方だが、それが米国の意向らしい。つまり、その場合の総理は、河野太郎行政改革担当相ということになる。だから、石破も進次郎も菅も河野の応援に回っている。それで挙党体制をつくるということになるということだが、ただし、安倍・菅・甘利の3Aを外した挙党体制ということだ。  いずれにしても「安倍・麻生」は排除対称になっている。つまり、「二階・菅VS安倍・麻生」の戦いは、「二階・菅」に軍配が上がる。今回の総裁選は、米国の意向としては「安倍・麻生」潰しのための総裁選ということになる。当然、麻生は副総理も財務相も外されることになる。それが出来るのが河野太郎ということだからだ。岸田になると、安倍・麻生を完全に切るということが出来ない。  安倍チルドレンといわれてきた、いわゆる魔の3回生126人のうち、90人は河野太郎についている。しかもそれをとりまとめたのが、党風一新の会の福田康夫元首相の息子である福田達夫だ。かつて、父の福田康夫は、第一次安倍内閣が安倍の突然の辞任した後の総裁選で、ポスト安倍の声が高かった麻生を制して総理となった。福田康夫の総裁選出馬は、麻生潰しだったわけで、今回は息子の福田達夫が父に見習い、麻生潰しに一肌脱いだという因縁の格好となった。
… … …(記事全文3,422文字)
  • バックナンバーを購入すると全文読むことができます。

    購入済みの読者はこちらからログインすると全文表示されます。

    ログインする
  • 価格:105円(税込)

    ひと月まとめて購入するとさらにお得です。

    価格:1,048円(税込)

    2021年9月分をまとめて購入する

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2024年11月19日に利用を開始した場合、2024年11月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2024年12月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する