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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

日本も12月に「ワクチンパスポート」(接種証明書)利用を開始。デパートを始めとした商業施設へは、ワクチンパスポートの提示が義務付けられるようになる。だから菅首相は、総裁選に出るのを止めた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年9月10日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本も12月に「ワクチンパスポート」(接種証明書)利用を開始。デパートを始めとした商業施設へは、ワクチンパスポートの提示が義務付けられるようになる。だから菅首相は、総裁選に出るのを止めた。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは国際政治と自民党内部に精通している情報通からの特別情報である。  菅首相は最後、ワクチンの責任をとりたくなくて、総裁選不出馬の決断をした。  菅首相は退陣前の9月下旬に訪米し、クアッド参加の4カ国(日本・米国・オーストラリア・インド)による、初の首脳会談に参加する方向で調整していることが明らかになった。しかし実質的には、退陣の謝罪に行くことが目的ともいわれている。  いま米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、スイスなど世界各国で、ワクチン接種義務化への反対デモが行われている。日本も12月には「ワクチンパスポート」(接種証明書)利用に向けて政府原案が作成されている。デパートなどの商業施設へは、ワクチンパスポートの提示が義務付けられるようになる。だから菅首相は、総裁選に出るのを止めた。  ワクチン接種による人口削減の泥を被りたくないという思いから、菅首相は退陣を決めた。日本でもワクチンパスポートで行動規制を緩和することになると、ワクチンを接種した人の行動規制は緩和されるものの、接種していない人たちの行動規制はこれまで以上に厳しくなるため、日本でもワクチンパスポート反対運動が起きることが予想される。これまでコロナ対策については、原稿棒読みの繰り返しで質問に答えず、説明を避けてきた菅首相だったが、日本でワクチンパスポート導入の流れになると、これまでのような説明では収まらない批判の嵐になることが予想される。ワクチン接種が先行している国におけるワクチンパスポート導入に対する反対デモの動きを見ると、「もはやこれまで」という思いを強めた。ワクチン推奨の泥は菅首相が被った。ワクチンパスポートの泥を被るのは、次の総理ということになる。反対運動が強まれば、当然、政権は持ち堪えられなくなるだろう。もしくは国民感情を無視した、強権政治になる。既にその姿が目に見えるような候補者が並んでいる。または、反対運動にヘタれて放り出すか。そんな候補者もいる。いずれにせよ、次の総理はワクチンパスポートの泥を被る役回りであることは間違いない。  ちなみに現職国会議員約710名のなかで、ワクチンを接種すると表明している議員は100名ほど、その他の議員は明言を避けている。しかし、打つと言った議員も、実際に打ったかどうかはわからない状態だ。
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