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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

タリバンは中ロとは組まないことを撤退の条件に米国と約束していた。撤退最中の自爆テロは「約束を守れ」という警告だった。撤退後は米軍が残した武器により、アフガニスタンは軍事力世界ランキング85位となった

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年9月2日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ タリバンは中ロとは組まないことを撤退の条件に米国と約束していた。撤退最中の自爆テロは「約束を守れ」という警告だった。撤退後は米軍が残した武器により、アフガニスタンは軍事力世界ランキング85位となった ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは世界情勢に精通した情報通からのトップ情報である。  いま米軍撤退が完了したアフガニスタンのタリバンに対して、中国とロシアがゴマを擦りまくっている。しかし、タリバンは、中国とロシアとは組まないということを撤退する米国と約束している。それが撤退の条件だった。撤退最中に起きた自爆テロは、「(中ロとは組まないという)約束を守れ」といういわば警告で、裏で米国がやらせたものだった。  対中国包囲網と言っているけれども、中国もロシアも米国もEUも英国も、世界中が実はもう、ひとつに連携している。つまり裏ではワンワールドが出来上がっている。敵対しているように見せかけて、人民を騙しているだけなのだ。そうしなければ、人民が暴動を起こすからだ。それぞれの国に何百年、何千年と培ってきた文化や歴史や思想があるから、それをいきなり「みんな仲良く」というわけにはいかない。建前上は敵対しているフリをしているだけで裏では既に世界中が連携した「世界政府」がすで存在している。  注目の新タリバン政権だが、政府には元アフガニスタン政府の関係者が入っている。米軍撤退に向けて、その後の新政府についてアフガニスタン政府の人もタリバン新政権に入る話し合いがなされていたため、アフガニスタン政府は無抵抗だった。  新政権は、12人のメンバーからなる評議会で政府をつくるといわれている。国際的に対応できる組閣になるとみられ、外交交渉は既に始まっており、早々に中国とロシアが条件をつけた。その条件とは、中国はタリバン新政権に対して、新疆ウイグル自治区に干渉しないこと、同じようにロシアはウクライナについて干渉しないことを条件にした。過去にロシアは旧ソ連時代にアフガニスタンに侵攻した歴史があるので、国境を確定して、お互いに侵略しない、干渉しないという約束を交わした。それを条件に、タリバン新政権を認めて交流することになる。
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