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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は、女性蔑視発言で辞任の森喜朗前会長を、経費丸抱えの名誉最高顧問検討で反発続出。「呪われたオリンピック」は世界の共通認識となってしまった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年7月23日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は、女性蔑視発言で辞任の森喜朗前会長を、経費丸抱えの名誉最高顧問検討で反発続出。「呪われたオリンピック」は世界の共通認識となってしまった。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これでもか、これでもかと連日問題が噴出してくる「東京五輪」だが、今度は、実業家で東京五輪・パラリンピック組織委員会の参与も務める夏野剛氏の「クソ・アホ」逆切れ発言が、炎上に油を注いでいでしまい、結局、謝罪に追い込まれた。開催目前に、賛成派も反対も、ともに感情が高ぶり、みんなかなりイラついている。まさに「呪われたオリンピック」だ。  そして極めつけともいうべきは、東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会が、前会長の森喜朗元首相を「名誉最高顧問」に就ける案を検討しているというから驚いた。批判や反発は必至だろう。開催に諸手をあげて賛成できない国民感情を逆なでする話がよくも出てくるものだ。2020年10月7日、当時、組織委員会会長だった森喜朗の発表により、安倍晋三前首相が名誉最高顧問に就任していたが、その安倍前首相は開会式には欠席を決めている。度し難い「女性蔑視」の言動で、ようやく辞任となったはずの森喜朗前会長が、緊急事態を完全無視して赤坂の迎賓館で税金を使って行われた「バッハ歓迎パーティー」に出席していたことでも顰蹙を買っていたばかりだ。以下、国際政治情勢に詳しい事情通に話を聞いた。  森は名誉欲だけ。五輪に関係する肩書がない状態では、大会関係者に会えない。また前任者として試合を観戦するも、どういう権限で参加しているのかと批判の的になっている。そんな批判を逸らすためにも、肩書が必要ということだろう。建前上は無報酬ということになっているけれども、そんなわけはない。移動や食事など、すべて丸抱えになる。安倍は開会式を欠席するというのは、コロナ感染を恐れてのことが考えられる。五輪開催に合わせて東京都内上空を周回飛行するブルーインパルスだが、いま問題になっている酸化グラフェンを噴霧しているという噂が出ている。持病のある安倍は、最悪の事態を想定して欠席した可能性が高い。五輪開催中は、新しいタイプのコロナが広がるとまでいわれている。  選手を含めて大会関係者に感染者が多く出ている。それだけコロナは感染をいのも広げているし、もちろんワクチンを接種していても、感染は避けられない。PCR検査をすれば、陽性で出る。そもそも、低開発国はしっかりした感染対策がとれていないし、出国してくるときの検査も厳しくない状態で日本に入国してくる。バブル方式などといっているが、穴だらけで、厳重な水際対策にはなっていない。感染者はどんどん増えていく。  自民党は、ワクチン接種が行きわたる10月には感染者の増加は落ち着くと踏んでいるようだが甘い。ただの風邪にしろ、インフルエンザにしろ、毎年秋以降に感染拡大の本番を迎える。森喜朗は、そんなことはお構いなしで、冥途の土産に、世界の要人たちとの接遇という経費丸抱えの名誉職に就きたいだけだ。 ◆〔特別情報2〕
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