━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年5月30日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆「猶太思想及運動」〈上〉四王天延孝陸軍中将著 第五篇 猶太の運動(前紀) 第六章 猶太解放の三策(第一世界大戦の真因との関係)―つづき ─────────────────────────────────── (前回からのつづき) https://foomii.com/00018/2021052913000080673 右(※前回掲載)ルツピンの告白は如何にも含蓄あり、難解に見えるが(訳が原文に忠実過ぐ)前世紀末葉に、ユダヤの今世紀に行ふべき解放策三つを赤裸々に示したことゝ、ユダヤ民族が他民族に同化するのを危険として、どこ迄も彼等自らを差別して、自らの力によつて行かふと云ふ猶太國民運動即ち第四章に述べたシオン運動の精神を充分観取することが出來る。 之丈では彼等が世界一般に発表しない本心が掴み得ないから、他の幾多の断片的に諸文献よりの材料を綜合して解剖すれば、ルツピンも書いて居る通りロシアはユダヤ人に対して法律を以て諸村落への定住を禁じて居るのは事實であって、"ロシア政府は其の國にある一切の少数國民を撲滅せんとの政策を以てユダヤ人の総ての地方的濁立にも烈しく反封すべきは明らかなり、然れどもこは或は消減することあるべし、法律や政策は時の経過と共に変化す"と書いてある所が最も注意を要する点である。第二論者のイスラエル・ザングウイルは後年アメリカ同族に檄を飛ばして、やがてロシアを開化させ……ドイツをもと叫んだことなどと対照して、消滅云々はロシアの革命を婉曲に豫告したものと見るべきである。千八百九十七年十一月には波蘭(ポーランド)の都市ウイルナにユダヤ労働團(団)隊が組織され露墺濁方面の革命運動の基礎を造つた。其の名はドイツ語で附けてアルゲマイナー・ユデイツシヤー・アルバイター・ブント・イン・ルツスランド・ポーレン・ウント・リタウエンと云ふのであるが、余り長いので略して単にブンドと云ふてゐた。之がルッピン博士の区別した第一論者の主張を貫く役目に当り、第三論者のユダヤ國民主義者即ちシオニスト運動に反対をした。 先年ハルピンでブンドの檄文を手にしたが此の傾向が明瞭になつてゐた、即ち… … …(記事全文2,437文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)