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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

深刻な問題を抱える二階派の隙を突き、復権を狙う安倍と麻生は、「半導体戦略推進議員連盟」(設立発起人代表・甘利明衆院議員)の設立総会で最高顧問に就く。露骨な二階潰しは、イコール小池潰しの政局へ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年5月24日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 深刻な問題を抱える二階派の隙を突き、復権を狙う安倍と麻生は、「半導体戦略推進議員連盟」(設立発起人代表・甘利明衆院議員)の設立総会で最高顧問に就く。露骨な二階潰しは、イコール小池潰しの政局へ。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは上皇陛下の側近でMSA資金の最終承認者である吉備太秦からのトップ情報である。  我々がホストカントリー日本の責務として進めてきた、ゴールドのリースに関連した資金は、最終段階に入っている。ゴールドのリース最終契約書について、5月18日の段階で財務相の承認もとれていていた。あとは、実務者から手続きがくるのを待っているだけなのだが、案の定、資金の一部を使わせてほしいと「あの男」が言ってきた。  そうしたなかで5月21日、党本部で行われた「半導体戦略推進議員連盟」(設立発起人代表・甘利明衆院議員)の設立総会に出席し、最高顧問に就任したことが、自民党内で波紋を呼んでいる。  ゴールドのリースに関連した資金について、一部を使わせてほしいと頼んできた「使途目的」について、麻生副総理兼財務相は5月18日、次のような理由を伝えてきた。  日銀がマイナス金利政策を長く続けてきていることで、大企業や銀行の資産が2割額面割れしている。それを正直に決算で処理すると、特別損失を出さなければいけなくなる。このコロナ禍で大変な時期に、特別損失を出すことになると、それでなくても既に倒産状態なのが、本当に倒産してしまう。そこで銀行や企業が抱えている赤字国債を、国が買い戻したい。そのために資金を回してほしい。これが、理由だった。  これに対して、我々の長老の一人は、財務省の主計局と理財局と、金融庁の幹部、全銀協の人間もいるなかで麻生に対し、「国が買い戻したいというけれども、安倍政権の8年の間に850兆円だった赤字国債は400兆円増やし、補正予算と一般会計を含めて、いまや1250兆円に膨れ上がっている。その責任は誰がとるんだ。きっちり責任はとるんだろうな」と詰め寄った。竹下政権以降、長年にわたって赤字国債を発行してきたのは、自民党政権がやってきたことなので、それについては基本的には企業や銀行に責任はない。ここは政治の責任として、少なくとも副総理兼財務相の麻生がけじめをつけるべきだろうと話した。これに対して麻生は、「わかりました。責任をとります」と一応言った。ただし、具体的にどう責任をとるかまでは言わなかった。
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