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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

「ぼったくり男爵」の称号をつけられてしまったIOCバッハ会長は、小池都知事の五輪中止のシナリオを知り、急遽来日を見合わせた。来日すると、小池都知事に中止をぶち上げられる可能性があったからだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年5月10日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ぼったくり男爵」の称号をつけられてしまったIOCバッハ会長は、小池都知事の五輪中止のシナリオを知り、急遽来日を見合わせた。来日すると、小池都知事に中止をぶち上げられる可能性があったからだ。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、国際政治に詳しい情報通からのトップ情報である。 IOCバッハ会長が来日を中止したのは、マスコミがボロカスに言い出したからだ。「ぼったくり男爵」と揶揄され「IOCは儲け主義でやっている」「みんなオリンピック委員会が吸い上げいる」とまで言われてしまっている。一方、二階幹事長とつるんでいる小池百合子都知事は、総理大臣になりたいということで、「ピンチをチャンスに」一生懸命に絵を描いている。「オリンピックで国民を犠牲には出来ません。東京都はオリンピックを止めます」と中止をぶち上げるつもりで、そのシナリオは出来ている。みんながひっくり返るが、国民は感激する。しかも、小池は自らの子分を使って、オリンピック中止のシナリオをマスコミにリークし報道させた。リークするとき、他の内部情報も与えることで、中止のシナリオを記事にさせた。そして周囲には「総理大臣を目指す」と触れ込んでいる。小池の野望はみんな知っている。バッハ会長は、中止のシナリオを知り、来日を見合わせた。来日すると、小池都知事に中止をぶち上げられる可能性があったからだ。  二階と小池は完全に連携している。小池は、次の国政選挙で、一気に総理を目指そうとするかもしれないが、一方で、中国の問題が二階の足下を追い詰めている。二階が助かる道は、小沢一郎先生しかないことを当然、知っている。 ◆〔特別情報2〕  小沢一郎は、世界的コロナ禍の混沌とした政界のなかで、いままさにキーマンだ。枝野は、爆弾を抱えている。スキャンダルが出たらアウトだ。枝野がスキャンダルで消えたら、誰が野党をまとめるのか。言うまでもない。何より、みんな気づいていなようだが、保守の人間で、共産党と引き込んだのは、後にも先にも小沢一郎先生ただ一人だ。共産党は保守の男・小沢一郎先生を全面的に信用している。小沢も裏切らない。そして、二階には小沢に借りがある。どこかで、ここ一番のときには二階は小沢に協力する。間違いない。すでにその兆候は出ている。  福岡の武田良太総務相が、小沢一郎先生と会ったと聞いた。二階は、選挙区は息子に継がせたいが、二階派は息子というわけにはいかない。そういうなかで、武田を交えた密談をしたとみられる。しかし、それをキャッチした麻生太郎副総理兼財務相が、いま慌てている。小沢に二階派を取り込まれては困ると、あれこれ画策しているようだ。小沢先生はやはりすごい。敵の敵は味方。このひと悶着が、どう落ち着くか、日本の未来がかかっている。
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