━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年1月5日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アリババの創業者のジヤック・マーが習近平政権に殺された。報道では行方不明ということになっている。なぜ、殺されたのか。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、上皇陛下の側近である吉備太秦に伝わってきたトップ情報である。 昨年のコロナ禍第一波のなか、深刻なマスク不足に陥っていた日本に対して3月と5月の2回にわたって、計130万枚の高機能マスクと15万枚の防護服の寄付をしてくれたアリババの創業者のジヤック・マーが習近平政権に殺された。報道では行方不明ということになっている。なぜ、殺されたのか。 アリババ集団傘下のアント・グループが、金融決済業務を含めたファンドなど、国際金融の仕事をやっている会社で、本当であれば11月に上海と香港の両取引所での同時上場を計画していた。ところが中国当局から、「アントの業務は金融決済だけに限定し、その他の業務は、別の持ち株会社をつくりなさい」という命令が出ていた。ところが、ジャック・マーはそれに公然と逆らった。それで、殺された。報道では行方不明になっているが、既に殺されている。 ジャック・マーは、10月23日~25日に上海でオンライン開催された金融フォーラム「第2回外灘金融サミット」の2日目の第一部「変革における世界経済:危機、改革、開放」において、午前11時からの基調講演で演説した。そのなかでジャック・マーは、「中国の金融は管理する力は強いが、正しく監督する力は明らかに足りない」と発言。その発言が当局から目をつけられたのか。2020年12月10日のNHN「ビジネス特集」によると、その後、マー氏はほかの経営幹部らとともに中国人民銀行や証券監督管理委員会など4つの金融当局から合同で呼び出され、指導を受けたという。指導の内容は明らかにされていないが、当局が合同で1つの企業の幹部を呼び出すこと自体、前代未聞であり、その翌日に上場延期が発表されている。また、ジャック・マーは中国の金融業界のことを「質屋のようなメンタリティーだ」とも批判していたことが有名になっていた。 米国大統領選は、トランプ大統領がいろいろ手を打っているので、1月6日までいろいろなことが起きてくる。これは戦いなので、絶対にトランプが勝つと言い切る状況ではないけれども、トランプは勝つつもりでやっているのは間違いないし、我々も全面支援している。ただ、今回だけは非常に複雑な状況だ。そうしたなか、ジャック・マーが習近平体制によって殺された。ジャック・マーはトランプが勝つと思ったのだろう。だから、中国当局に公然と逆らう発言をした。殺されるかもしれないことはわかっていて、命を賭けて言ったのかもしれない。行方不明ということだが、今後、当局が拘束したといった発表するのか、しないのか。それとも行方不明のまま終わるのか、そこはまだわからないが、我々が得ている情報では、間違いなく殺された。 【参考】NHKビジネス特集「3兆6000億円が幻に?ジャック・マー発言は“口は災いの元”か」2020年12月10日… … …(記事全文3,668文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)