━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2011年1月15日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『平成動乱 小沢一郎の野望』1993年9月25日刊 第1章 小沢一郎が描く日本のリーダー像 第9節 なぜ閣議が形骸化してきたのか―ゾルゲ事件の記憶 ─────────────────────────────────── 第1章 小沢一郎が描く日本のリーダー像 第9節 なぜ閣議が形骸化してきたのか ゾルゲ事件の記憶 どこの国もそうだが、仮想敵国をもち、それに優先順位をつけて、重要な国 策を決定するのが通常である。日本にとっての仮想敵国の第一位はアメリカ、 第二位は英国、第三位はソ連、第五位は中国であった。太平洋など四方を海に 囲まれた海洋国家・日本は、第一位の仮想敵国アメリカとの関係を最も重視し て、国策を策定すべきだった。国力を比較すれば、アメリカとの交戦は徹底的 に回避されなければならなかった。陸海軍の主力を配置して実際に戦い日本を 防衛すべき相手は、後順位のソ連だった。… … …(記事全文1,620文字)
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