━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2010年12月03日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著 NO.47 ─────────────────────────────────── 第五章 小沢に求められるもの 未熟なマスコミ対応 マスコミに多くの味方や友人を持ち、必要なときに協力してくれる人がおり、 場合によってはマスコミ陣を上手に操れるというのは、今後重要性の増すポイ ントだ。小沢の師匠・田中角栄は、新聞記者を大事にした。秘書に登用したり、 選挙に出馬させたりして面倒を見てきた。そうした田中と比較すると、小沢は、 田中ほどスンナリと新聞記者を受け入れるのが得意ではないけれど、小沢番の 政治部記者たちの面倒はよく見ている方だと言われている。 田中は、新聞記者をA,B,C,Dとランクづけして、利用し、ときにはカネをつか ませたりもした。政敵ばかりでなく、自分の派閥の政治家の動静や発言を報告 させるなど、情報収集役として使ったりしていた。 田中は、政治部記者を大事にした半面、社会部記者を嫌った。社会部記者と… … …(記事全文2,579文字)

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