… … …(記事全文3,821文字)※ ベンジャミン・フルフォードからのお知らせ
★ 最新刊:2025年3月14日発売開始しました!
『アメリカと世界をぶっ壊す!トランプとイーロン・マスクが創造する新世界秩序』
著:ベンジャミン・フルフォード (宝島社)
なぜトランプはイーロン・マスクを閣僚起用したのか。トランプとマスクは世間から批判必至の政策をなぜ推進するのか――
大統領就任直後から破壊的改革を続けるドナルド・トランプ。WHOからの脱退、パリ協定からの離脱、LGBT推進の否定、UAIADの閉鎖、暗号通貨などデジタル資産の利用推進……再選を果たしたトランプがイーロン・マスクと「タッグ」を結成。ガザ紛争、ウクライナ戦争の行方は? 日本にはどんなディールを仕掛けてくるのか?
https://www.amazon.co.jp/dp/4299065395/
★ 書籍:2025年1月18日発売
『宇宙通信戦争で勝利したトランプ革命 今、アメリカで起きている本当のことII』
著:副島隆彦 × ベンジャミン・フルフォード (秀和システム)
4年越しのトランプ政権復活は、宇宙通信戦争でのトランプ派の勝利であった。イーロン・マスクのスペースX社のスターリンク衛星が、またも不正選挙を画策していたディープステイト(ハザールマフィア)の選挙泥棒衛星を宇宙空間で破壊した。トランプ派の復讐劇がこれから始まる!しかしアメリカ経済は瀕死の状態だ。果たして、トランプ政権は、いずれは必ず来る米ドルの大暴落にどう対処していくのか。そして、ウクライナ、イスラエルはどうなるのか。白熱の対談、第3弾!
https://www.amazon.co.jp/dp/4798074039/
◆ イーロン・マスクとドナルド・トランプの大喧嘩
≪ 2025/06/09 VOL802 ≫
先週、イーロン・マスクとドナルド・トランプの確執が一気に噴出し、アメリカの権力紛争は新たな局面に突入した。これは「アメリカの倒産」を巡る喧嘩であり、今後もかなり尾を引くことになりそうだ。
【 トランプとマスク 】
この2人の対立はマスクが「トランプ政権を離脱する」と表明した直後から一気にエスカレートしたが、その兆候は以前から存在していた。
まず、マスクはアメリカ政府の倒産(=デフォルト)を回避するため、当初は「1兆ドル(約143兆円)の政府支出の削減」を目標に掲げていた。しかし、結局は退任する5月末までに1750億ドルのコスト削減しか実現できなかった。もちろん、それはそれで凄い数字ではあるのだが、以前から言うように今のアメリカは財政赤字や対外債務、それに支払いの目途が立たない年金やメディケアなどの社会保障費なども加えると250兆ドル以上の負債を抱えている計算になる。その状況を変えるには1750億ドルのコスト削減では かなり不十分だ。結果として、マスクは自身のコスト削減案が実現されないまま政権を去ることになった。
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