□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年8月9日第610号 ■ ============================================================ 東京新聞はケネディ大使の「公務」とは何かを書くべきだ ============================================================ きのう8月8日の東京新聞がオバマ大統領の広島訪問を実現させたケネディ大使との一問一答を大きく掲載していた。 それは共同通信の単独インタビュー記事の転載だ。 他紙のどこも転載していなかったが、東京新聞だけが転載していた。 その内容はオバマ大統領の広島訪問の自画自賛だ。 オバマ大統領の訪問は正しかった。 日米関係にとって重要な局面だった。 核なき世界を追求する大統領の決意を示す機会となり、力強いメッセージを発信した。 などなど。 そこまでいうのなら、なぜケネディ大使は広島・長崎の原爆記念日への参加を見送って、「公務」帰国したのか。 そこまで重要な「公務」とは何か。 東京新聞はその事を書くべきだ。 調査して国民に知らせるべきだ。 そう思っていたら、きのうの報道でオバマ大統領が夏休みに入った事を知った。 そうなのだ。 いま米国は夏休みだ。 おまけに米国の政治は大統領選挙一色でオバマ大統領の出る幕はない。 そのオバマ大統領に指名され、オバマ大統領と共に去るケネディ大使がいう「公務」とは何か。 まさか夏休みの為に帰国したのではないだろうな。 共同通信のインタビュー記事をそのまま転載した東京新聞には、つぎは、そのケネディ大使が広島・長崎原爆記念日を欠席した「公務」について、調査報道してもらいたいと思う(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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