□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年7月24日第570号 ■ ============================================================= マンスフィールド財団の日本戦略(投稿共有) ============================================================= 読者から、マンスフィールド財団の「日米同盟による日本支配」という題名の投稿をいただいた。 その要旨は以下の通りだ。 「今日、ロイター通信とTV神奈川が、米海軍横須賀基地の新司令官に、韓国ソウル市出身のジェフリ〜キム大佐が着任、大佐は米海軍からマンスフィールド財団に派遣され、特別研究員として日本の外務省や、防衛省などで研修した。日本語で、『国連はよい組織である。日米同盟の必要性や、日米関係をサポートするために最善を尽くす』などと述べた。この挨拶には驚いた。マンスフィールド財団とは何だろうと思って調べたら、富士山会合のベースの組織であること、マンスフィールド日米委員会は、日米両国の政策コミュニティーとして、今後数年間に日米関係の政治レベルで影響力を持ち、直接かかわると思われる人々により構成されている。これは公開されていることだが、マンスフィールドフェローシッププログラムでは、日本政府の各省庁や、必要に応じて政府以外の機関においてフルタイムで研修、また短期間国会議員事務所にて、インターンシップを行う機会も提供している。特に、配属先の内部の構造などを観察し、日本政府とその組織内の文化を学び、日本人の同僚とプロフェッショナルな関係を築き、政策関連の会議への参加や、政策の実施遂行などの活動も適宜参加している。日米委員会や、財団理事会のメンバーをみると、この国の支配構造がわかる。今沖縄で日本政府の行為のように、日本国民に背を向けて忠実に米国に言われたことを実行することが、政権を維持し、役職についていられることなのである・・・」 この投稿で私が注目したのは、私が散々書いてきたあの富士山会合がマンスフィールド財団によって支えられていたということだ。 そして、投稿は指摘しているいうに、彼らは隠れて陰謀を巡らせているのではなく、公開情報を注意してみれば、堂々とそれを行っているということだ。 日米両国の財政的支援を得て人材育成を堂々と行う日米双方のジャパンハンドラーたちによるこの国の支配を、金も組織も人脈もなく、ひたすら反米だけを叫ぶ左翼活動者たちが覆せるはずがない。 この日本をこれ以上米国に食い物にされないためには、日本の支配者層の中から正しく対米自立を訴え、国民を覚醒させる勢力が出て来なくてはいけない。 それが私の目指す新党憲法9条である。 私が再び活動を始める時が遠からずやってくるような気がしている(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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