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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

横粂候補の健闘が教えてくれる事 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年7月5日第523号 ■   =============================================================   横粂候補の健闘が教えてくれる事   =============================================================  今度の参院選で私が注目しているのは東京選挙区だ。  その中でも私が関心を持って見守っているのが横粂勝仁候補だ。  多くのメディアが書き始めた。  意外にも健闘しているという。  ひょっとしたらダークホースで6人目の当選に滑り込むのではないかという。  考えられない事だが、もしそれが事実なら思い当たる節がある。  彼は確か議員報酬ゼロを掲げているはずだ。  議員など長くやってはいけないと言っているはずだ。  かつて私は彼が民主党を離れ無所属になっていた時、彼を訪れ新党憲法9条構想について語った事があった。  一面識もない私の面会要請にこころよく応じてくれた。  その時彼は、新党構想の政策部分ではなく、政治家は報酬目当てではいけないという部分に強い共感を示した。  その時の彼がいまよみがえった思いだ。  きょう7月5日の日経新聞の選挙ルポの記事の中に、今度の参院選の影の主役は「舛添問題」だと言う記事があった。  政治資金を流用して贅沢した舛添は許さない、という意味だ。  自公の候補者はその釈明に追われ、野党の候補者はここぞとばかり舛添問題で攻勢をかけているという。  おなじくきょう7月5日の東京新聞「こちら編集委員室」で、「どうなっている?議員視察」という記事があった。  舛添知事をさんざん批判した東京都議がお手盛りの高額海外出張を計画していた感覚を疑う、と言う記事だ。  世論の反発を恐れて中止した。  しかし、本当に視察が必要なら、経費の一部を負担してでも行くべきだろう。  その為の高額議員報酬ではないのか。  もし横粂候補の健闘に理由があるとすれば、徒手空拳で一人立候補し、議員報酬を受け取らないと訴えているところにあるのではないか。  もしそうなら、私の新党構想は正しいということだ。  特権的な歳費や数々の手当てを、選挙に葉カネがかかるといって当然のように受け取る者や、気まずい思いで口を拭って受け取る者が、政治をやってはいけないのである。  横粂候補がその証を見せて実践しようとしているのなら、都民がそれを支持する理由もわかる。  私は横粂候補の選挙結果に注目している(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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