□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年12月2日第987号 ■ ============================================================ オバマはイスラエルに屈したと書いた佐藤優 ============================================================= こんな事を書けるのは日本広しといえども佐藤優くらいのものだ。 そして、こんなことを書いている佐藤優を見つけて書くのは日本広しといえども私ぐらいのものだ。 大げさにそう前置きして書いてみる。 発売中のアサヒ最新号(12月10日号)を見て驚いた。 佐藤優が自らの連載「ニッポン有事!」で書いている。 なぜアメリカはこの時期にイスラエルスパイを釈放したのかと。 11月20日に、イスラエルのスパイとして米国で終身刑を受け収監されていたジョナサンン・ポラーという男が仮釈放された事を言っている。 この事はわが国でも一部の新聞が小さく報道していたが、ほとんどすべてのメディアは無関心だった。 しかし、佐藤優によれば、インテリジェンスの世界では大きな出来事だったという。 佐藤優はこう書いている。 この釈放は米国の対イラン政策の変更と関係していると。 すなわち、今年の7月14日、欧米六カ国とイランの間で核開発問題に関する合意がなされた。 その結果、イスラエルとオバマ政権の関係が悪化した。 米国内のユダヤロビーも、この合意に反対し、オバマに忌避反応を示している。 米民主党は来年の大統領選挙をにらんで、イスラエルとの関係悪化を食い止め、ユダヤロビーの支持を取り戻す必要がある。 そこでポラード釈放のカードを切ったのだ。 こう佐藤優は書いているのだ。 なぜこんな重要な事を佐藤優はいまごろになって書くのか。 しかもアサヒ芸能という、まともな日本人など誰も読まないような週刊誌に。 それは、日本国民やメディアはその深刻性に気づくかどうか知らないが、とりあえず伝えておいたということだ。 大手メディアで正面から解説するには深刻過ぎる。 問題発言になる。 だから、見過ごされてもいい形で書いておいた、とりあえず伝えた、あとは日本のメディアと国民の受け止め方次第だ、ということだ。 そのメッセージとは何か。 ISと世界との全面戦争をきっかけに、最終戦争が起きる危険性をイスラエルが視野に入れつつあるということだ。 パレスチナ問題で米国とイスラエルは結束しなければいけない、日本はそれを理解しなければいけない、と言っているのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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