□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年11月29日号外 ■ ============================================================ シリア空爆にみる国連の機能不全と憲法9条の危機(続) ============================================================= 11月28日の標記のメルマガに関し、読者の中から次のような貴重なメールをいただいたので読者と共有したい。 以下引用 表題の件では「シリア空爆にみる国連の機能不全」と題して、今行われているシリアでのイスラム国に対する空爆は、イラク戦争の時と同様に国連の安全保障理事会の決議もなく行われていると記述されていますが、これは間違いです。安保理ではイスラム国に対する戦いについてフランスが提出した決議文を11月20日に全会一致で承認しています。これで、ロシアや米英独仏によるシリアでのイスラム国に対する空爆は国連加盟国全体の行動となっています。 引用終わり 私の記憶では、国連安保理の決議はISのテロには結束して戦うが、空爆などの軍事攻撃については全会一致で採択されるように巧みに回避したという報道だったが、もし明示的にシリア空爆に言及してそれを認めるような決議案が採択されていたとすれば私の誤認である。 果たして各国の代表たちは、その採択時に、どのような演説、議論をしたのだろうか。 少なくも日本の報道でその模様を伝えたものはなかった。 もしISに対する空爆に誰も異論を挟まず、国連安保理が全会一致で採択したとすれば、それこそ国連始まって以来のあらたな動きである。 イラクがクウェートを攻撃した時の国家間の武力行使の時とは、明かに状況が異なる ISは軍事力を行使してまでも壊滅させなければいけない絶対悪となる。 しかし、はたして軍事力行使でISを根絶出来るのか。 世界は平和を回復できるのか。 どうやら我々は、かつて経験したことのない未知の世界に入りつつあるようだ。 憲法9条の危機はますます深刻となる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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