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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

いま我々が目にしているのは国民窮乏化政策である
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年11月29日第979号 ■   ============================================================      いま我々が目にしているのは国民窮乏化政策である  =============================================================  今年もまた予算の季節がやってきた。  例年の事だけれど、この国の予算は、国民から強制的に召し上げた金を、政権維持や、各省庁の権限拡大や、政治的に影響力を持つ組織にどうばら撒くか、そのせめぎ合いで決められる。  そこには、政治的に何の影響力もない一般国民の暮らし思いやる配慮は皆無だ。  それが言い過ぎなら、後回しである。  ところが、補正予算といい、新年度予算といい、今行われている予算編成は、それ以上に深刻なものがある。  なぜならアベノミクスが失敗に終わり財政破たんは待ったなしであるからだ。  とにかく財源がない。  それをつくるはずのアベノミクスが、幻に終わった。  それにもかかわらず、対米従属の安倍政権には支払わなければならない予算が山積みだ。  きょうの毎日新聞の一面トップは「防衛予算初の5兆円台」である。  TPP対策費も、法人税減税も不可欠だ。  しかし、それらは国民生活には役に立たない無駄遣いであり、減収だ。  来年は、安倍自民党政権を長期政権にできるかどうか、野党を壊滅できるかどうかの、歴史的選挙が待っている。  だからこそ選挙対策のバラマキが露骨だ。  しかし、いくらバラ撒こうとしても赤字が累積している中で、財源は絶対的に不足している。  だから何が行われているのか。  それは財源のたらいまわしであり、最後は増税であり、年金や社会保障の切り捨てだ。  その結果何が起きるか。  耐えられないほどの国民の窮乏化である。  まともな国民が、気が付いたら生きていけなくなっている。  そのあらわれのような不幸で悲惨な出来事が毎日のように報道される。  しかし、それを報道する側に立つ連中は、高給に恵まれている者たちばかりだ。  そういう連中が、リベラル顔をして聞こえのいいような事を繰り返している。  究極の格差社会だ。  そして、その二極化はますます進んでいくだろう。  政治が真っ先にその是正を行わなければいけないのに、その政治家たちは、与党も野党も、税金を食い物にしている勝ち組だ。  世の中が良くなるはずがない。  本物の政治家が一人でも現れたら世の中は変わるのに、そんな政治家は現れそうにない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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