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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

朝日の連載「70年目の首相 苦闘」は緊急出版されるべきだ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年10月10日第831号 ■   =============================================================      朝日の連載「70年目の首相 苦闘」は緊急出版されるべきだ  =============================================================  朝日新聞の政治面に「70年目の首相」という連載記事が毎日のように掲載されてきた。  その中の第3部である「苦闘」という連載を私は特に注目して興味深く読んできた。  その連載がきょう10月10日の紙面で最終号10回目で終わる。  この「苦闘」の10回分の読みものは、国民必読である。  そこには安倍首相が2007年に「敵前逃亡」して以来、その汚名に打ちのめされ、しかしそれでも政治を辞められず、こともあろうに一部の私的仲間に担ぎ上げられて再び首相に返り咲く、その経緯が見事に描かれている。  これを読むと、今日の安倍首相がなぜかくも最悪の首相になったかが手に取るようにわかる。  この国を一部の者たちの手で私物化してしまったのだ。  何としてでも安倍政権をこれ以上首相の座にとどまらせてはいけない。  国民がその事に気づくためにも、この連載は一冊の冊子にまとめて朝日は緊急出版すべきだ。  新聞の連載記事では読みにくい。  まとまった形で伝わらない  この連載は、その安倍首相の返り咲きの最大の貢献者こそ、母親でもなく、右翼の取り巻きでもなく、昭恵夫人であったことを教えてくれている。  きょうの最終回はその昭恵夫人のインタビュー記事で構成されている。  そこで昭恵夫人はこう語っている。  「1時政権を短命で終えた無念さがずっとあったと思います。主人は『憲法を改正したい』と思っていました。でも道半ばで辞めざるを得なかった。その無念な気持ちがあったからこそいま、首相をもう一度やることができているのだと思います」  連載の最後にふさわしい締めくくりである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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