□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年9月16日第763号 ■ ============================================================= あらためて感じる豪州の党首交代劇に見る日豪政治家の違い ============================================================== 一夜明けて、きょうの各紙は豪州の首相交代劇について大きく取り上げている。 それを読むにつけても改めて感じる。 そしてうらやましく思う。 ここまで政治が変わるものかと。 これは総選挙による政権交代ではない。 与党自由党の党首選挙による首相交代だ。 それでも政権交代と同じ様な効果を果たしている。 同じ政党でも党首が違うとここまで政策が変わるのだ。 驚くのは、この前まで権力を握っていたアボット前首相が一夜にして過去の人となり、批判されて消えて行く。 そしてターンブルという新たな党首の過去の言動を見てうなずける。 政治家としての信念とみずから政策をつくる能力がある。 ここが安倍首相との大きな違いだ。 いや安倍首相に限らない。 多くの世襲議員がそうだ。 いや世襲政治家に限らない。 あまりにも多くの日本の政治家は、与党政治家も野党政治家も、政治家としての資格もないのに選挙に当選しただけで、聞きかじって政治をしている者が多すぎるではないか。 だから官僚組織に勝てないのだ。 官僚の言いなりになってしまうのだ。 政治家は少なくてもいいから、誰が見ても納得できる、政治家にふさわしい者に限られるべきである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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