□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年9月14日第757号 ■ ============================================================= 告発する相手が共産党しかないこの国の政治の悲しさ ============================================================== やっぱりそうだったか、という思いだ。 これも今日発売された週刊朝日9月25日号の記事だ。 終盤国会で共産党議員が立て続けに鋭い質問を行った背景には、共産党に防衛省・自衛隊から内部告発が相次いだからだという。 それは、それでいい。 共産党議員はこの告発を生かして鋭い質問をしてくれている。 しかし、共産党がいくら質問しても、所詮は共産党の質問で終わってしまう。 共産党が、いくらいまは一致団結する時だとイメージチェンジを強調しても、共産党が一つの野党になることはない。 告発する者たちの多くは、できれば野党第一党の民主党に告発したいに違いないが、職を賭して行う内部告発の相手としては、民主党は頼りになら、危ない、と思っているのではないか。 告発する相手が共産党しかないという理由で共産党が大もてであるとすれば、この国の政治の現実は悲しい(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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