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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

NHK番組における安倍談話発言を一斉に報じた各紙
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年1月26日第77号 ■   ==============================================================   NHK番組における安倍談話発言を一斉に報じた各紙  ==============================================================  だれもが注目したと見えて、きょうの各紙が一斉に書いた。  きのう1月25日朝のNHK「政治討論」で安倍首相がみずから安倍談話について踏み込んだ発言をしたことについてである。  すかさず中国が警戒感を示したことも私が指摘した通りだ。  きょう1月26日の毎日新聞が書いている。  安倍談話は間違いなく大きな政治問題となるだろう。  果たして安倍首相は今後どのように対応するつもりだろうか。  すべては米国の出方次第だ。  そしてそのヒントを私は1月24日の読売新聞「近隣外交の行方 戦後70年」という特集記事の中に見つけた。  そこには政府関係者の言葉としてこう書かれている。  「・・・日米で戦後70年の成功を確認し、歴史認識問題に関する共通の立場を打ち出せれば、中韓に歴史問題で批判されてもダメージは広がらない」と。  なるほど。  だからこそ5月連休の安倍訪米を何としてでも実現させなければいけないのだ。  そこで未来志向の日米共同声明を出して、米国のお墨付きを得た河野談話の土台を発表しておこうというわけだ。  米国との共同発表なら中国は文句は言えない。  文句を言っても日米同盟優先だと言えばいい日本国民は納得する。  かくして安倍首相の5月連休訪米実現のために安倍政権はあらゆる譲歩を米国に対して行うことになる。  辺野古移転強行も、安保法制前倒し作成も、TPPの合意さえも、急速に進められることになる。  安倍政権維持の為に日本外交はとんでもない事になっていくのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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