□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月27日第443号 ■ ============================================================== 「在韓米軍慰安婦」提訴を外交カードに使おうとしない日本 ============================================================== ここへきて韓国が迷走をし始めた。 と言っても、私から言わせれば、いい迷走と悪い迷走が混在している。 正しい韓国を目指した生みの苦しみと私は好意的に理解したい。 悪い迷走とは、河野談話の検証報告について、日本政府を批判するばかりで、日韓関係を今こそ改善せよと日韓両政府に訴える河野洋平氏の捨て身の呼びかけに韓国政府が積極的に動こうとしないところである。 もっとも、この河野洋平氏の慰安婦問題検証報告書についての発言に関しては、日本でも、それを絶賛したのは私ぐらいなもので、右翼が非難するのはわかるとしても、左翼がまったく反応をしない。 ここに私はこの国の左翼の限界をつくづく思い知らされるのである。 そして今度は「在韓米軍慰安婦」問題について、韓国人女性ら122人が韓国政府に対し国家補償を求める集団訴訟を提訴したことだ。 この衝撃的なニュースを伝えたのは26日の共同であったが、きょう27日の各紙もこれを報じてはいる。 しかし、その衝撃の大きさに比べれば、どの新聞も驚くほど扱いが小さい。 このニュースを、いわゆるネトウヨや橋下大阪市長が、それ見た事か、日本だけが責められる問題ではない、と喜ぶのは、正しい対応ではない。 しかし、だからといって、この動きを、米国や韓国の日本批判をけん制するためにも、今後の我が国の外交カードとして、使わない手はない。 それにもかかわらず、右翼も左翼も、そして日本の大手メディアも、この問題に触れようとしない。 あたかも米国に不利になるような事は、やってはいけないと言わんばかりである。 これでは日本外交が負け続けるはずである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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