□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月16日第403号 ■ ============================================================== 中国との関係改善を求める安倍支持派の自己矛盾 ============================================================== きのう6月15日の日経新聞「永田町インサイド」という特集記事で、北京発 島田学という記者が、あきれ果てた事を書いていた。 すなわちその記事は、中国は外務省の権限が小さく、外交ルートのひとつに過ぎない。 だから習近平国家主席に近づく最短ルートを探すのは難しいと。 安倍政権は、習近平主席につながるルートの開拓を懸命に進めるが、苦心している、と。 日中双方は、11月に北京で開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)の場で、安倍首相と習主席による首脳会談実現への模索を始めているが、中国側に安倍政権への政治的圧力を緩める気配はない、と。 もし日本の外務省が、本気で安倍・習首脳会談の実現が可能だと思って動いているならお笑いだ。 もし、安倍首相が、嫌がる外務省の尻をひっぱたいて、APEC首脳会議の時に、安倍・習首脳会談が出来るようにハッパをかけているのであれば、安倍首相の外交センスを疑う。 どっちが本当でも、まるでピント外れ、自己矛盾だ。 習近平は安倍が日本の首相でいる限り会わないと言っているのだ。 これは習近平自身の固い意志である。 習近平へのパイプがあるとか、中国の外務省が弱いとかいう話ではない。 言い換えれば、安倍が首相を辞めれば、誰が日本の首相になっても、習近平は日中首脳会談を行うと何度もメッセージを送って来たではないか。 こんな事を分からずに、もし本当に安倍首相が、引き続き首相を続けて11月の北京でのAPEC首脳会議の際に、習近平らと会いたいと思っているのなら、自己矛盾だ。 そんな安倍首相を支持し、首脳会談実現のために走りまわっている外務省や、こんなどうでもいい記事を書く御用新聞もまた、完全な自己矛盾だ。 日中首脳会談を実現させたければ、安倍首相に辞めてもらう。 それしかない。 さもなければきっぱり首脳会談を忘れることだ。 二つに一つだ。 簡単な話である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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