□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月15日第397号 ■ ============================================================== 「創価学会の平和主義に全幅の信頼を置いている」と書いた佐藤優 ============================================================== 集団的自衛権行使容認をめぐる自民党と公明党の政局で、いまでも創価学会の平和主義に期待する声はある。 しかし、私は不信を持って見ている。 2003年のブッシュ大統領のイラク攻撃を小泉連立政権下で容認し、自衛隊を派遣するという憲法9条違反を行ったからだ。 それを批判した私を名誉毀損で訴えてきたからだ。 その訴訟は、いまでも取り下げられておらず、私はいつでも戦う覚悟でこの11年間を過ごして来た。 なにしろイラク戦争反対は、私の平和主義の原点であり、それから11年たって、今、米国はみずから犯した平和の破壊の原罪に逆襲され、おそれおののいている。 あの攻撃は間違っていたのだ。 これこそが、あのイラク攻撃とは何だったのか、という事の検証対象だ。 だから私は創価学会が今度の集団的自衛権行使容認問題で、最後まで頑張るとは思えないのだ。 もちろん、頑張ってくれれば偉いと褒める。 しかし、安倍首相は、池田大作会長が事実上影響力が無いことを見越して、政教一致とかカルトとか、創価学会のタブーまで露骨に踏み込んで脅していると、色々なところで書かれ始めた。 という事は、書かれてもいいと安倍首相は言っているようなものだ。 ここまでなめられているという事ではないのか。 そこで反撃できれば大したものだと思うが、政権を離れたとたんただの党になるから出来ない、などと三流政治評論からもメディアでベラベラ喋られるようではお終いだ。 そんな中で、ただ一人創価学会・公明党を信じてる、と公言した者がいる。 それが6月13日の東京新聞「本音のコラム」に書かれた佐藤優の次の言葉だ。 すなわち、佐藤優は書いている 、「私は創価学会の平和主義に全幅の信頼を置いている。それだから、創価学会と価値観を共有する公明党の平和主義は本物と思っている」と。 「集団的自衛権をめぐる公明党の考えも政局からではなく、立党の精神と内在的論理をおさえなければわからない。 そのためには同党が結成された1964年に執筆が始まった池田大作氏の「人間革命第一巻」を丁寧に読む必要がある」と。 これを読んだ東京新聞の読者が、彼が本気でそう思っていると考えたとしたら、おめでたい。 もちろん意図的な発言だ。 彼は常に権力側につく。 彼は権力に守られているから、いつでも、どこでも、好き勝手な、時として矛盾する事を、あれだけいろいろなところで書き散らかせるのだ。 池田大作氏や創価学会を、苦しい時に褒めて損はない。 仮に自民党に譲歩した時は、護憲の失望にさらされる創価学会、公明党を前にして、残念だった、もう少し頑張ってほしかった、と優しくつぶやけいいだけの話だ。 私のように、期待出来ない、とバカ正直に言って恨みを買い、訴訟を起こされるドジは佐藤は踏まない。 佐藤は常に権力側につく。 どのような思想的違いがあっても、その時の勝ち組が、彼にとっての権力であり、守護神なのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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