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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

プロポフィールにかき消されたノバルティス
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月14日第394-4号 ■   ============================================================== プロポフィールにかき消されたノバルティス  ==============================================================  ノバルティスの高血圧薬データ改竄問題が起きたと思ったら、それをかき消すように、タイミングよく、プロポフィールの小児投与問題が発覚した。  どちらが大きな問題か。  どちらも大学側の医療をごまかす大問題だ。  子供の命を奪ったという点ではプロポフィールの方が、深刻で衝撃的だ。  しかし、日本政府(厚生省)が関与した権力犯罪の疑惑という深刻さでは、ノバルティスのほうが国民にとって圧倒的に大きい。  それ故に、6月12日午後3時前に流された大阪読売テレビ「ミヤネ屋」で、常連コメンテーターの森本元防衛大臣がうっかり口を滑らせた「ノバルティス高血圧降下薬の改竄問題」の厚生労働省の責任追及問題が、すっかり、プロポフィール問題でかき消されてしまったのだ。  その日の夜のNHK9も、テレ朝報道ステーションも、プロポフィールばかりを大きく取り上げる一方で、ノバルティスについては全く報じなかった。  ということは、6月12日のミヤネ屋で森本元防衛相が行った厚生省の責任追及発言は、安倍政権、田村厚生労働大臣にとっては、とんでもない失言だったということだ。  逆に言えば、あのビデオをインターネットで拡散し、ノバルティス問題の本質は、元社員一人の問題ではなく、安倍政権と田村大臣、大学、製薬会社の一大疑獄事件であると言うことだ。  しかも多くの大学にも累が及ぶ。  下手をすると安倍政権の中枢に責任が及ぶ。  ネット上でそう騒げばいいのだ。  そうすると、今度はまた別の問題も浮かび上がってくる。  この問題もそうだが、国会答弁の抜け落としミスなど、一連の厚労省のミスが相次いでいるのに、村木厚子事務次官への追及が皆無だ。  通常ではこのノバルティス改竄問題だけでも次官の首が飛ぶくらいだ。  しかし、村木氏は、あの冤罪事件のヒロインとなってそのおかげでありえない事務次官のポストを得、今度は女性重視という安倍政権の目玉として守られる。  官僚たちの間では、とんでもない甘やかしだと怨差の声があがっているに違いない。  安倍、菅は官僚人事を私物化しているのだ。  実際のところ、私はこの村木という官僚を始めからまったく評価していない。  冤罪であったとしたら気の毒であるが、例えそうだったとしても、あの時、厚労省絡みの権力犯罪の全貌は明らかにされないまま、下っ端官僚一人の責任で終わった。  あれだけの疑惑が当時さんざん、メディアで指摘されたのに、直属の上司であった村木氏の監督責任を問うものは一人もいなかった。  そもそも村木氏は夫婦そろってキャリア官僚だ。  私も長年官僚をやって見てきたが、夫婦揃ってキャリア官僚をやっているのはたくさんいたが、ほぼまちがいなく二重の税金泥棒のようなものだ。  ノバルティス問題では村木次官を国会に呼んで追及されずに終わるなら、間違いなく、この問題の裏には国家権力犯罪の疑惑が隠されている、間違いない。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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