□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月13日第393-5号 ■ ============================================================== 五輪会議場建設費見直しに関する舛添都知事の快挙 ============================================================== 舛添東京都知事が突如として五輪関係の建設費の縮小への見直しを言い出した背景に、何があるか、私には今のところ正直言ってわからない。 しかし、私はこれを素直に評価する。 実は私はあるテレビの番組で彼と一緒になる機会があって、楽屋で二人だけで随分長く話し合ったことがあった。 その時は、彼はまったく政治に復帰できるメドはなく、それでいて、復帰したい意欲を捨てきれず、やはり一緒に出演していた鈴木宗男に、元気でうらやましいと語りかけていた。 私は鈴木宗男こそ、もう何も出来ないと内心思いながら、それを愛想笑いしながら聞いていたのだが、あの時の舛添は本気で政界復帰のメドはなかった。 しかし運命のいたずらとは面白いと思ったのだが、あんな形で猪瀬がこけて、あんな形で都知事が転がり込んだ。 しかも宇都宮があんな形で勝たしてくれた。 一番驚いたのは本人だろう。 もちろん、望外の喜びを抱きしめて。 しかし、喜んでいるだけではない。 責任の重さを感じて、安倍自民党との距離を微妙にとろうと腐心しているように見える。 あの時以来、私はもちろん、接触はないが、天木さん、大変なことになっちゃったよ、という声が聞こえてきそうだ。 私は、世間が言うように彼が悪いとは、あの時の印象で思えないのだ。 彼は常識的で決して自民党的ではない。 ましてや安倍的では決してない。 彼が都民や国民の常識的な意見に耳を傾けて、森らの思惑を変えようとしたのなら、そして私は根拠なく、しかし、そう思うのだが、それは素直に評価したいのだ。 それが正論であり、時代の要請だから、下村のバカは反論していたようであるが、森は責任者だから、それはやむを得ないといわんばかりだった。 宇都宮だったら、同じ事を大声で叫んでいただろうが、間違っても森や自民党が了承することはなかっただろう。 逆に、宇都宮が都知事になっていれば、出来るものも出来なくなったに違いない。 私は舛添知事の都政を監視しながら注目している。 石原都政が変わるかもしれない。 舛添都知事は意外と常識的かもしれない。 永田町の論理ではなく都民の声に従う都政になるかもしれない。 政治の風向きが代わり始めた予感がする。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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