□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月13日第393-4号 ■ ============================================================== 破綻国家になったイラクの衝撃 ============================================================== 日本人は中東のことをわからないから気付かないが、イラクが無政府状態になりつつある。 これは途方もなく深刻なことなのだ。 これこそが米国のイラク攻撃の結末なのだ。そしてもはや米国は、そんなイラクに何もできない。 撤退したままだ。 これこそが、あの米国がイラクを攻撃した事が何だったのか、正しかったのか、イラク検証の本質なのである。 イラク検証と言えば、大量破壊兵器がなかったのに攻撃した事の責任ばかりが追及されるが、それは些末なことだ。 あってもなくても米国は攻撃することを決めていた。 米国の大きな誤りはイラクを自分たちの思うような国家に「民主化」できると単純にうぬぼれたところだ。 当時、レバノンの人々は、政治指導者から一般国民まで、その立場を超えて、米国にはイラクは統治できない、最悪の場合は中東が大混乱する、困ったことだ、と真顔で言っていた。 今のイラクはまさしくそうなった。 あのマリキ政権が今頃になって、すなわちイラク復興で日本政府が援助し、日本企業も商売を始めようとしている中でマリキがギブアップ宣言だ。 そして米国は何もできない。 エジプトを見よ、シリアを見よ、トルコを見よ、クルドを見よ。 そしてイランもある。 イスラエルはパレスチナ問題で手一杯だ。 中東は誰もコントロール出来なくなった。 だからといって私は米国をざまあみろとは思わない。 米国が正しくなって再び強くならなければいけないのだ。 ロシアや中国に大きな顔をさせてはいけないのだ。 ロシアや中国が米国以上に良い事が出来るはずがない。 安倍自民党がだめでも、民主党や、その他の野党達にまかせる気にはまったくならないのと同じだ。 自民党が安倍を追い出して、正しい、国民のための党に生まれ変わらなくてはいけない。 米国は日本以上に、深刻だ。 日本が先に変わって、米国に教えてやればいいのだ。 それを米国が好きな小泉にやらせるのが良いだろう。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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