□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年5月29日第378号 ■ ============================================================== 日朝局長級協議は拉致被害者家族いじめだ ============================================================== これを書いている5月28日朝(日本時間)の時点では、まだ日朝局長協議は終わっていない。 NHKのニュースを聞きながらリアルタイムで書いている。 伊原局長は、つっこんだ話をしたとか、真摯な協議をやっているとか、理解が深まったとか言っているが、おそらく何の成果も得られず、継続協議を約束して終わるだろう。 正直言って、私は今度の協議で、何らかの新しい進展があるのかと期待していた。 それが無ければいくら何でもこんな協議を外務省がするはずがない。 少なくとも私がいた時の外務省だったら。 今度の協議の目的が、拉致被害者の再調査に応じてくれたら、それとひきかえに朝鮮総連本部のビル問題や、日本の対北朝鮮に対する制裁緩和で譲歩するだけなら、子供でも出来るからだ。 そんな事では拉致被害者一人取り戻すことは出来ない。 ところが、どうやら、何もサプライズがないまま終わりそうだ。 どうせ継続協議で一致とか相手は真摯に対応したとか、三月の時と同じ事を繰り返すだろう。 私の予測が外れることを期待するが。 これは拉致家族に期待させるだけ期待させておいて、またかと失望させる、究極の弱い者いじめだ。 そして、そうなる事を知っていながら外務省と一緒になって、何か進展があるように書き続けたメディアもまた弱い者いじめの共犯者だ。 始めからメディアは、今の私と違って、外務省と仲良しだから分かっていたはずだ。 何も期待出来ないが、仕事をしている振りをしているだけだと。 だったら始めからそれを書くべきだ。 こんな事を繰り返していては、取り返せるものも取り返せなくなる、と。 私が繰り返し言うように、安倍首相が本気で拉致被害者を一人でも取り戻したいなら、本格的な日朝国交正常化交渉を今すぐ始めるべきだ。 しかし彼の歴視認識では無理だ。 ちなみにこの伊原という局長は、外務省に入って来た時から良く知っている。 ウソばかり言って、その言動が偉くなる者とそうでない者との前でがらりと変わる。 前回の協議の後も、国民の前では、議論が深まったなどと喋っていたが、自民党本部に呼びだされて質問されたときは進展がなかったと白状している。 斎木といい、伊原といい、こんな小役人が偉くなる外務省では、日本外交が行き詰まるはずだ。 外務省を首になった逆恨みだって? 違う。 外務省にいたから本当の事を知っているだけだ。 外務省から首にされた私だから、本当の事が言える、ただそれだけだ。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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