□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年5月29日第378-3号 ■ ============================================================== 原子力規制委員の二名の交代は島崎より大島に注目せよ ============================================================== 突如として発表された原子力規制委員会の二人の委員の交代は、島崎邦彦委員の交代ばかりが、安倍政権の原発再稼働がらみで騒がれる。 今や脱原発を社是にしたごとくの東京や朝日は、後任の人選が原発推進派であることを並べたて、これは安倍首相お得意の、安倍カラー人事だと批判する。 確かに私もそう思う。 しかし私は誰も書かない、言わない、大島委員の交代に注目する。 彼がなぜ交代するのか。 それは彼が委員になった理由が、原発問題とは何も関係のない、単なる天下り人事であったということだ。 一体、大島委員はこの2年間の任期を、何をしたというのか。 外務省出身だから米国やIAEA絡みが担当だろうが、およそメディアが報じるようなことは一切していないし、原発問題の専門的な知見もなければ原発政策のビジョンもない。 だからと言って、米国の手先になって極秘の任務を担わせられていたというのなら大したものだが、そんなことを米国は日本にさせない。 これほど優雅な天下り先はなかったに違いない。 おまけに誰も気付かないから批判もされない。 おそらく大島委員は、2年では物足らず、もう一期勤めたかったに違いないが、そんなおいしいポストを一人に独占させないのが官僚組織の論理だ。 後が詰まっている。 私がここで言いたいことは、原子力規制委員会の委員という、今、もっとも重要で、政治的な組織の人事でさえ、天下りという官僚組織の私欲が絡んでいるということだ。 原子力規制委員会なる組織が、本気で原子力安全規制に取り組んでいるのなら、こんな甘い人事など、許されるはずがない。 誰もそのことに気付かない。 指摘しない。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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