Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

読者のみなさまへ(その後の経過報告)
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年5月23日第372-6号 ■   ============================================================== 読者のみなさまへ(その後の経過報告)  ==============================================================  その後の私の病状の経過報告をかねて、今の私の心境をお伝えします。  まず私の病状ですが、順調に回復していますが、そそのスピードは私が期待していたほど早くなく、当分は入院生活を余儀なくされそうです。  しかし、私の病気は、左目の眼球の奥の目玉を動転させる神経が、なんらかの原因で支障を来し、左右の目でみた場合、視力が定まらないという事につきるようです。(それはそれでやっかいなことになったのですが)  これ以上の悪化はなく、時間をかければ治るということで、それ以外の体の部分はまったく健康(今のところ)ということで、安心して入院生活を続けています。  そこで、毎日の配信ですが、読者におわかりかどうかわかりませんが、私は意識的に書き方を変えました。  つまり文章を単刀直入にし、書く本数を増やしたのです。  そしてこれには合理的理由があります。    長く書くと目が疲れ、その一方で書きたいテーマが山積し、向こうのほうから追いかけて来るからです。  もちろん、追いかけてきても、相手にしなければいいのですが、私のような者が、つまり体と頭はいつも以上に働くのに、病室に閉じこもってすることがないと、いきおい、テレビ、新聞、雑誌を普段より熱心に、繰り返し見たり、聞いたりするので、追いかけてくれば迎え撃ちたいという衝動にかられてしまうからです。  もちろん目と心と体と入院には悪いのですが。    入院して四六時中ニュースばかりを追っていますと、以前よりはるかに鮮明に、この国の絶望的状況が見えて来たのです。  これは、大げさではなく本当です。  たちの悪いことに、それでも日本は続くということです。なぜならば、この国を動かしている連中は、常に生き残りをはかり、その課程でドンドンと弱者意国民を切り捨てて行っている。  入院する前は、それでも、かれらが無能で、国民を助けたいけど助けられない、そのすべを見つけられないだけだ、情けない、と思う余裕があったのですが、今は、彼らは自分たちの生き残りの為に、本気で弱い、愚かな者たちを殺しにかかっているのではないか、こいつらは俺たちに比べれば生きる価値などないと思っている、そう思うようになりました。  そして国民の多くの少し賢い者たちは、切り捨てられないために、権力に迎合しないまでも、権力に従順にならざるを得ない。  そしてそれを、権力と伴走するこの国のメディアが権力側の情報工作に荷担して隠す。  これでは表面的には何も見えません。 見えないうちに、この国は今より明日、明日より明後日、と格差社会が進んでいくと思います。  残念ながら、これを解決できる政治家や指導者は、どこを探しても皆無です。    もはや私は、それまでもそうでしたが、いまは完全に、この国の政治に見切りをつけました。  脱原発にしても、今の集団的自衛権行使容認問題にしても、左翼やリベラルな政治家や識者や市民グループは批判的言論に熱心です。  それはそれで不要とは言いませんが、そして私も聞かれれば同じ事を言ったり、書いたりしますが、まったく無力です。  反対デモは、私も参加したことがあり、無駄とは言いませんが、デモを起こせば防げるのか。私は絶対にないと思う。  つまりあの程度では、むしろ権力者を安心させるだけなのです。  もっと革命的な動きが、政治を趣味や実益にしている人たちからではなく、政治に何の関わりも持たない、非政治的な人たちから国民運動として出てこない限り、今の日本を変えることはできないと確信するに至りました。    そしてここからが、私が言いたいことなのですが、私は、それを、国民を覚醒させるという生意気な志をもって、10年ほど前からネット上で書き始めたのですが、それがまったく(といえばあまりにも悲観的で誤解を生みますが)間違っていたことがわかりました。  つまりネット上の人たちは、書く方も、読む方も、自分の都合の良いことや、自分の考え方に合うことだけに関心があって、世の中を変える献身的活動をする人は(いないとは思わないが)見つけられませんでした。  そう気付いた時、私は解放されたのです。  読者の考えに一切迎合することなく、言いたい事をストレートにぶつければいいだけだと。  あとは読者のお前の責任で、世の中を変える努力をしてみろ、と。  そして、それは決して難しいことではありません。  デモや政治集会に行く必要はありません。俺はだまされないぞ、バカをみないぞ、という心意気、つまり自立心を持つだけでいいのです。  それはまた私の書いたものについての自立でもあるのです。  自分と意見が合うと言って誉めたり(それはありがたいのですが)、自分と意見が合わないといって罵倒したり(それは気にしません。私より正しいことを言える者はいないとうぬぼれていますから)、そうではなく、自分ならこう思うと自立して欲しいのです。もちろん、そのためには少しは勉強をしなければなりません。    そして、いつものようにここからが私がこの配信で言いたいことです。  「お前の書いていることは本当か。全然知らなかった」というメールが一つ届いたのです。  本当も何も、私は公開情報を基にして書いているだけで、その公開情報がウソでない限り、すべて本当です。  そして私は、誤字、脱字はしょっちゅうしますが、勝手読みはしません。  このようなメールを出す人が例外ならばいいのですが、ひょっとして案外多くいて、そしてそれが、ニュースなど何の関心もなくはじめから見ない・聞かないか、それとも、日々の生活に急がしくて、ゆっくり見たり、聞いたりする暇がない、というのであれば、それこそ、権力側にとってこれ以上都合がいいことはありません。  そして私の書いたものを有料で購読するくらいだから、ニュースにまったく関心がないなどと云うことであるはずはありません。  ということは、働きざかりのまともな国民が、日々の仕事におわれて、まともにニュースをフォローする時間がなく、たれ流されているニュースを鵜呑みにして毎日を過ごしているということです。しかもニュースを毎日追っていると思いこんでいるインテリが。  私は政治が変わらない理由は、まさしくここにあると思っています。    かくして私は、毎日、ウソ(と思われること)を書き続けて読者を挑発していきます。    私は元気です。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2026年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2026年4月19日に利用を開始した場合、2026年4月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2026年5月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する