Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

あとは「全面譲歩をどうごまかすか」だけの日米TPP交渉
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2014年4月10日第303号 ■     =========================================================    あとは「全面譲歩をどうごまかすか」だけの日米TPP交渉          ========================================================  日豪EPA交渉で合意ができたものが、どうして日米TPP交渉でまとまらないのか。  それはもちろん米国が譲歩しないからだ。  だから日米TPP交渉は日本の全面譲歩か決裂か先送りしかない。  しかし先送りの選択はない。  先送りすればもはやTPP交渉のモメンタムが失われ決裂と同じことになる。  だから日本の全面譲歩か決裂か二つに一つしかない。  そして安倍政権に決裂の選択はない。  その場合は、オバマ訪日がぶちこわしになるからだ。  今度こそオバマ政権は安倍政権を見放すことになる。  かくしてTPP交渉は日本の全面譲歩で終わるしかない。  しかしあきらかな全面譲歩で終わればさすがに国民は安倍首相に反発する。  そこで安倍政権は必死で策を練る。  犠牲を強いられる業界にはアメを与えて黙らせる。  国民に対しては、これは全面譲歩ではない、TPP合意の為に日米がお互いに譲歩し合って協力したのだと。  これで日米同盟がさらにゆるぎないものになったと。  メディアを使ってこのように情報操作を行うのだ。  メディアがそれに加担するのだ。  これから行われる菅官房長官、甘利TPP担当相、茂木経済産業相、林農水相の4人組の密議は、そのための話し合いである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2025年12月19日に利用を開始した場合、2025年12月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2026年1月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する