□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年3月29日第267号 ■ ========================================================= 安倍外交には決して真似の出来ない習近平の戦略外交 ======================================================== オランダのサミット直前にオバマ大統領のミシェル夫人が娘さんたちを連れて長期間中国を訪問することがあった。 日本では、しゃらくさいと言わんばかりに冷淡な報道しかなされなかったが、中国では大歓待を受けて連日大報道されていたという。 私の読者の中に中国在住のウオッチャーがいて、いつも私に中国側から見る中国の外交戦略を教えてくれる。 次のメールもその一つだ。読者と共有したい。 「中-仏関係―核サミットの後、習主席夫妻がEU本部 フランス など訪問中ですが今朝のCCTVでのパリのオランド大統領による歓迎式典にはその豪華絢爛さに度肝抜かされました。 まるで華麗な中世絵巻の様な式典。何せ習主席の車を何十人もの騎乗兵 が先導し百人超える儀仗兵の隊列が迎える。王族貴族の結婚式でもあるまいし、何故ここまで 礼尽くして歓迎するのかと逆に首傾げたくなるほど 。習主席の顔はほころびぱなっし。オランド氏は得意満面 (こんな式典日本ではNHKは放映 禁止?) 。要は中-仏の原発、 Airbus も含めた政経、 軍事 、文化、 医学 などの交流が如何に膨大かがよく分かります。一時 囃されていた安倍首相の価値観 地球儀外交とやらは 何処に行ったのでしょう。 そう言えば今回の核サミットに関するCCTVの連日の詳細な報道の中で安倍氏が画面に出たのはオバマ挟んで硬い表情のパク大統領と並んだ秒単位のショットだけ。 影薄いどころか影形なし。明らかな中国側の意図を感じる。仏で脚光浴びている習金平との会談は今後もあり得ない・・・」 わざわざ欧州まで出かけていく以上、その機会を利用して欧州主要国との首脳外交を行うのは当然だ。 米国との関係構築を夫人に任せ、みずからは欧州諸国との関係を強化する。 海外では沈黙する(3月29日東京新聞)か、失言するかしかなく、すぐに帰国する安倍首相。 もっぱら国内に向けてどう格好をつけようかという事ばかりに腐心している安倍首相。 そんな安倍首相には、とても真似の出来ない戦略外交である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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