□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年3月29日第266号 ■ ========================================================= またもや習近平主席の顔に泥を塗った安倍首相 ======================================================== 安倍首相の思い上がり外交、勘違い外交の象徴的な出来事だ。 きのう3月28日の読売新聞が一段の小さな記事で次のように報じていた。 すなわちオランダから帰国した安倍首相が27日のFMラジオ局J-WAVEの番組に出演して、G7の席上で尖閣沖の領海侵犯をはじめとした中国の海洋進出を名指しで批判したことを明らかにしたと。 私はこの小さな記事を見つけて即座に思ったものだ。 国際政治の事を何もわかっていない視聴者は気づかないだろうが。これはとんでもない発言だ。 中国の参加していない場で中国の国策を批判する。これはよほどの敵対関係でない限りあり得ない発言だ。 中国が聞いたら激怒するような発言を、G7の場だから大丈夫だと思って発言したとしたらあまりにも軽率だ。G7関係者から必ず伝わる。 中国に伝わっても構わないと思って発言したとすれば中国に喧嘩を売っているということだ。 それだけでも問題発言なのに、よりによってラジオで一般国民に対し自分から自慢げにペラペラしゃべったのだ。 これには驚いた。究極の軽率、傲慢、勘違い男だ。 そう思っていたらきょう3月29日の産経新聞が、北京発共同の配信を引用して一段の記事で次のように小さく報じた。 中国外務省の報道官は28日、安倍首相がG7の席上で中国を名指しで批判したことに対し、「愚かにも中国の顔に泥を塗ろうとしている」と強く反発したと。 今度のサミットを機会に、習近平主席は欧州主要国を歴訪し積極外交を展開している。 靖国参拝で習近平主席の顔に泥を塗った安倍首相は、ふたたび習近平主席の面目を潰した。 どうやら本気で習近平と戦うつもりらしい。 みずからの器量を見誤った愚かな言動だ。 日韓関係や日朝関係の改善に鍵を切ったように見える安倍首相だが、日本外交にとってはるかに重要で困難な外交は中国との関係改善である。 そして安倍首相がこの国の首相でいる限り日中関係改善はありえない。 それはとりもなおさず日韓関係、日朝関係の改善もあり得ないという事である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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