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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

行動を起こした村山元首相に敬意を表する
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2014年2月28日第197号 ■     =========================================================     行動を起こした村山元首相に敬意を表する     =========================================================  驚いた。  まさか私のメッセージが聞き入れられたのではあるまいが、村山元首相が行動を起こした。  村山元首相がきのう2月27日に日本記者クラブで記者会見し、河野談話の見直しの動きを強く批判したという。  きょうの各紙が一斉に書いている。  私が驚いたのはその批判の強さだ。  次のように語ったという(2月28日産経)  「(河野談話を)詮索する事は意味がない。収まった問題をあげつらい、『日本はけしからん国だ』と言われる状況をつくって何になるのか」  「(談話は)業者、軍、政府関係の資料を調べて総合的に判断してつくられた。軽はずみに根拠なく作った作文とは思えない。事実がなかったとあげつらって何の意味があるのか」  まさしくその通りである。  安倍首相は見直しをしたくてもできない。  そうすればますます自らの首を絞めることになる。  この村山元首相の言っている事は正しいのだ。  だから、この村山元首相の記者会見を報じる産経新聞は、一言も村山元首相を売国奴呼ばわりして批判をしていない。  批判したくてもできないのだ。  私は村山元首相に面談を申し入れている。  近く会うことが出来れば最大の敬意を表し、今後は河野元自民党総裁に奮起を促してともに立ち上がってもらいたいと進言するつもりだ。  かつて私は村山氏に自民党政権と連立を組んで首相となり、社会党の党是を捨てて社会党を衰退させた事を、本人を前に批判したことがあった。  その思いは今もかわらない。  ついに村山元首相は、社民党は解体して出直すべきだと言い出した。  どういう出直しが念頭にあるのか。  安倍首相の一強支配の政治状況の中でどのような政界再編があり得るのか。  もし面談できるのなら、村山元首相の考えをいまこそ聞いてみたいと思っている(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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