□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年2月6日第122号 ■ ========================================================= テロ支援国家だと世界に宣言した「安倍の日本」 =========================================================== 日本国民としてこんな事をこれ以上許してはいけない。 少なくとも私は許さない。 籾井NHK会長を居直らせるだけでもとんでもないことだが、百田尚樹、長谷川三千子両NHK経営委員の暴言の数々が発覚した。 そのあまりのひどさは籾井暴言さえ小さく見えるほどだが、そのなかでも群を抜いて深刻なのは埼玉大学名誉教授という肩書の長谷川三千子氏の次の言葉だ。 野村秋介という右翼団体の代表が1993年に朝日新聞社本社に乗り込んで社長の目の前で抗議の拳銃自殺を図った時に寄せた追悼文の一部である。 「・・・人間が自らの命をもって神と対話することができるなどといふことを露ほども信じていない連中の前で、野村秋介は神にその死をささげたのである・・・」 これはまさしくイスラム原理主義者が自爆テロを絶唱する時のセリフだ。 まもなく中国のメディアが書き立てるだろう。 いや、中国のメディアが書き立てなくても欧米のメディアのどこかが書きたてるだろう。 日本の国営放送は自爆テロを絶賛している者に乗っ取られたと。 その首謀者は安倍首相であると。 いうまでもなく自爆テロは今や世界共通の最大の敵だ。 その自爆テロと国を挙げて戦っているのが米国であり、欧州も、ロシアもそして中国までも、テロとの戦いでいまや米国と利害が一致している。 かつて日本は神風特攻隊で米国を震撼させ、その教えはレバノンのテロ組織であるヒズボラ(神の党)に引き継がれている。 かつて私がレバノン大使の時、ヒズボラの幹部が私にはっきりと明言したから間違いない。 「我々の自爆テロの先生はカミカゼだ」と。 ゼロ戦の百田尚樹氏とならんで長谷川美千代氏の「神にその死をささげる」発言だ。 しかも安倍首相はそれを黙認している。 女房役の菅官房長官に至っては何ら問題ないと言って擁護している。 世界がこの事を知り、騒ぎたてたら今度こそ日本はアウトだ。 安倍・菅政権のおかげで、日本はとんでもない国にさせられてしまう。 国民はそれを許してはいけない。 少なくとも私は許さない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)