□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年1月21日第69号 ■ ========================================================= 最後のサプライズが現実味を帯びてきた =========================================================== こんどの細川・小泉劇場の最後のサプライズは進次郎の応援参加だ。 それを私は期待を込めて繰り返し書いて来た。 それはもちろん進次郎が自民党を離脱する決断をすることを意味する。 さすがの私もこればかりは確信が持てない。 しかし、私にはそれが現実になるような私なりの根拠がある。 それは以下の通りだ。 親父の純一郎が安倍自民党と本気で闘おうとしている。 息子の進次郎がそれを知らないはずがない。 知った以上応援しないはずはない。 なにしろ日本中が認める親子鷹であるからだ。 それが褒めすぎなら、日本中が知っている親ばか小ばかだからだ。 そして名護市長選の稲嶺勝利が進次郎に思い知らせたに違いない。 最大の取柄であるイケメンをもってしても、、間違った候補者を応援したらひとたまりないということを。 やはり正しい事、正しい政策を行わなければ国民から見放されるということを。 そして進次郎よ、喜べ。 今や安心して安倍自民党を見限る事が出来るようになった。 父親と並んで進次郎の最大の庇護者は米国だ。 その米国がお墨付きを与えてくれるだろう。 きょう1月21日の読売新聞は名護市長選挙の結果を見たジェラルド・カーティスコロンビア大学教授の言葉を次のように紹介している。 「安倍政権は選挙結果を無視できない。移設に向けたボーリング調査などを延期せざるを得ないのではないか」と。 そして次のように続けている。 「米政府は、安倍首相が辺野古移転に向けて出来ることはすべてやり遂げたと確信しており、首相を批判する声があがることはない」と。 これはもはや米国は辺野古移転にこだわらないということだ。 無理をするな、逆効果だと安倍政権に伝えているのだ。 米国にとって安倍首相に対するこれ以上ないほどの寛大な言葉だ。 米国のいう事に従って自重しろ、そうすればまだ大丈夫だ、と言っているのだ。 それにもかかわらず安倍首相は強引に辺野古移転を進めて自らの首を絞めようとしている。 ただでさえ靖国参拝で米国を失望させた安倍首相だ。 このままではどうにもならないと米国は匙を投げる。 進次郎が安倍自民党政権を見捨てたところで米国はそれを許すだろう。 米国のお墨付きを得て父親を応援できるというわけだ。 果たして進次郎はそれに気づいているだろうか。 究極のサプライズは起きるだろうか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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天木直人(元外交官・作家)