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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

稲嶺市長がケネディ大使に直訴すれば米国は理解する
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2014年1月21日第66号 ■     =========================================================     稲嶺市長がケネディ大使に直訴すれば米国は理解する      ===========================================================  もはや狂っているとしか言いようがない。  もちろんそれは我々常識的な考えを持つ多くの善良な国民の事ではない。  名護市の民意が辺野古受け入れを拒否したというのに、それを無視し、即座に辺野古移転を強行すると言い放つ安倍政権のことである。  辺野古移転を強行したければ、安倍首相は直ちに総辞職して国民に問うべきだ。  民意を無視する政策をこれからもどんどん強行するが、このまま首相を続けさせてもらってよろしいでしょうか、と。  まともな国民ならたちどころに、ふざけるな、即刻辞めろ、というだろう。  それにしても、メディアの安倍政権に追従する姿は、ここに極まれりだ。  稲嶺市長の勝利を最後まで封じ込めようとした。  一夜明けて勝利が隠せなくなると、今度は、これで辺野古移転は、ますますむつかしくなったと報じる。  むつかしくなったのではない。  辺野古移転は100%不可能になったのだ。  メディアはまた、名護市長の権限はどこまで及ぶのか、などと口をそろえて報じる。  何を馬鹿なことを言っているのだ。  主権在民は憲法で認められた一大原則だ。  その民意が拒否したのだ。  それ以上の法的権限があるというのか。  仲井真知事は言う。  工事はもう認めてしまったからそれを撤回することにはならないと。  だからその承認と道ずれに即刻辞任しろと言っているのだ。  まだ知事にとどまるつもりとは厚かましすぎる。  稲嶺市長はもはやこのような政府や知事やメディアを相手にする必要はない。  そんな暇はない。  直ちにケネディ大使を訪問し、勝利の報告をし、それでも辺野古移転を強行しようとする安倍政権を許してはいけないと迫ればいいのだ。  もし、そのような安倍政権を許して辺野古移転を進めようとすれば、オバマ大統領やあなたが世界中の笑いものになるぞ、やさしく、しかし毅然として、助言してやればいいのだ。  そう助言したことを米国のメディアに伝え、米国のメディアからそれを世界中に拡散すればいいのだ。  米国政府内部では、名護市長選の結果を見て、さっそく対応策を考え始めたに違いない。  稲嶺市長の助言を知って辺野古移転を取りやめるかもしれない。  米国とはそういう国だ。  そんな米国を理解せず、オバマ政権との人脈もない安倍政権が、辺野古移転強行の独り相撲に狂奔している。  愚かを通り越してもはや狂気の沙汰だ。  正常な日本を取り戻すため、国民は安倍首相に即刻総辞職を求め、新しい政権を選ぶしかない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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