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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

読者からの投稿を共有する(日中駐英大使論争) 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2014年1月14日第38号 ■     =========================================================     読者からの投稿を共有する(日中駐英大使論争)        ===========================================================  英国滞在の邦人と思われる読者から以下のような投稿が寄せられました。  ハリーポッターを全部読破した12歳の息子さんの批評というところが注目されると思って紹介させていただきます。  「BBCでの林大使と中国側の大使とのデベートを見ました。在英大使という立場上英語が流暢でないということは情けないですが、それ以上に話している内容がひどいと思います。内容がしっかりしているのであれば英語が下手であることはそこまで問題ないと思います。  (1)コメンテーターに日本は軍国主義の方向に舵を切っているのではないか?憲法を改正しようとしているではないか?なぜ議論をせずに憲法改正を力づくでやろうとしているのか? との質問に対してはっきり答えられないことがショックでした。「No」とは言うものの、そのあとムニャムニャという感じで安倍首相は憲法の精神を変えるつもりは毛頭ない、と繰り返すだけです。しかもそれも嘘ですが。  (2)コメンテーターに人(首相)をヴァルデモートのような例えをすることが何か物事の解決の助けになるのか? との質問に対して、林大使は I don't want to result in "he who must not be named". と答えました。( 注:"he who must not be named"とはハリポッターの物語の中で、村の人々はヴァルデモートという言葉を口に出すことすらためらわれたのでヴァルデモートのことを"he who must not be named"と言うようになった)。林大使はイギリス人向けにユーモアを交えたつもりでしょうが、コメンテーターはまじめに聞いているので全く笑い声は聞こえず、その後の話の後、少しイライラした感じでYou see there is nothing to talk about. 「結局、あなた何も話していないじゃないか」と言われる始末。  林大使は首相同士の話し合いが大切だと繰り返していますが、そのくせ一方的に中国の方がおかしいという趣旨のことを繰り返しているので何も知識がないイギリス人は何を言っているのか分からないし、日本が向かおうとしている方向も全く意味不明に写ったことと思います。ちなみにこの批評の半分以上は完全British Englishネイティブの12歳の息子が言ったことです。息子はハリポッターを全部完全読破しているのでヴァルデモートの話も教えてもらいました。12歳の息子に英語のスキルではなく話の内容が支離滅裂と言われているようでは在英日本人も肩身が狭いです。」 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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