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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

谷内日本版NSC局長とライス米大統領補佐官の会談に注目せよ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年12月29日第992号 ■    =============================================================                      谷内日本版NSC局長とライス米大統領補佐官の会談に注目せよ     ============================================================  きょう12月29日の日経新聞が報じていた。  安倍首相は来年1月中に谷内正太郎日本版NSC初代局長を米国に派遣してライス米大統領補佐官と会談させる方針であると。  「失望」を表明した米国との連絡を密にして摩擦回避の道を探ると。  こんな悠長な考えをしていてはだめだ。  米国や世界は正月休みなどない。  長い正月休みをとってゴルフや映画鑑賞や塩野七生の本を読書する暇があるなら、みずから米国に飛んでオバマ大統領と会談すべきだ。  それぐらいの気迫がないなら靖国参拝などするなということだ。  しかし、私の関心はそこにはない。  谷内正太郎局長とライス長官の会談がうまくいくのかということである。  私は日本のメディアがこの谷内・ライス会談について最大の関心を払って取材し、その内容を正確に報道してもらいたいと思っている。  その時の私の関心は、もちろん谷内氏がどのような表現でライス補佐官に靖国参拝の説明をし、それに対しライス補佐官がどのような言葉で答えるかである。  しかし、私がもっと注視しているは、谷内氏が自らの言葉ではなく通訳をともなってライス補佐官と会談するのではないかということである。  米国人と重要な会談をするには通訳を介さずに自らの言葉で話すことが重要だ。  しかし谷内氏の米語力では心もとない。  その事を一番知っているのは本人だ。  だから彼は外務省からノートテーカーとともに通訳を引き連れて会談に臨むに違いない。  アメリカンスクールの元外交官が通訳をつれて米国要人と会談に臨む。  これが日本版NSC初代事務局長の実態であるとすればどうか。  私が谷内・ライス会談に注目するのはこの点である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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