□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年12月8日第929号 ■ ============================================================= 何があっても辺野古に巨大な米軍基地を新設させてはならない ============================================================ 私が参加している「沖縄から米軍基地をなくそう」と活動を続ける団体から、名護市が発行している「米軍基地のこと 辺野古移設のこと」と言うパンフレットが送られてきた(問い合わせ先:名護市企画部広報渉外課 0980-53-1212)。 それを見てあらためて実感させられた。 頭ではわかっていたつもりだが、このパンフレットは「何があっても辺野古に米軍基地を新設させてはならない」という思いを、私の頭と心の中にあらためて決定づけさせてくれた。 我々は辺野古移転問題は、普天間基地の代替施設を辺野古に移転するものと思い込まされている。 だからこそ辺野古移転を容認しなければあの危険な普天間基地が固定化されるぞ、それでもいいのか、などという脅しを真に受けてしまう。 とんでもないウソだ。 辺野古に建設されようとしている新たな飛行場は、決して普天間基地の代替などではない。 驚くべき大きさの最新型の米軍基地を名護市沖の海に新設する事なのである。 しかもそれをほとんど日本の負担で建設するという事なのだ。 その巨大な新設経費は、生活に苦しんでいる国民から搾り取った血税で賄われる。 そしてその一方で、巨大な建設予算の恩恵にあずかる多数の企業やそこで働く国民がいる。 そんなカネのことなどまだ小さな事だ。 米国に占領されてから70年にもなろうとしているのに、日本の一部である沖縄に、かくも巨大な最新型の米軍基地を新設される。 それを今一度冷静になって想像するがいい。 これだけは絶対に許してはいけないと思うのは私一人ではないはずだ。 沖縄の美しい海が破壊される。 それはこの以上ないほどの自然破壊だ。 しかし、やはり何と言っても耐え難い事は、この国が戦争国家である米国のために最新型の巨大な軍事基地を新設してやるという事である。そしてその基地の新設のためにこれからも末永きにわたってこの国が米国の戦争に加担していくことになるという事である。 これは私が左翼的な考えに染まったから言っているのではない。 私はあらゆる政治的イデオロギーから自立している。 何が正しいか、何が正義か、だけで政治を語ろうとしているだけだ。 その私がこれだけは許せないと思うのが、安倍政権下における対米従属による日本の軍国化、憲法9条否定の政策である。 この事に、果たしてどれだけ多くの国民が気づいているだろう。 メディアがそれを国民にどれほど本気で伝えようとしてきただろう。 原発反対や秘密保護法案反対に多くの国民が熱心であるのはいいことだ。 しかし国民が戦うべき本当の相手は、米国の軍事基地を固定化しようとしている安倍政権なのである。 世界最強の戦争国家である米国の占領から日本を解き放つことである。 その象徴としての普天間基地の辺野古移転強行に対する反対である。 脱原発も秘密保護法案反対もそしてTPPへ反対も、すべてはここに帰着する。 果たして有識者や世論は、脱原発や反秘密保護法案に見せた反対と同じ、いや、それ以上の強さと広がりを持った反対を、辺野古移転反対に見せてくれるのだろうか。 沖縄の住民と一緒になって、果たして日本国民はどこまで激しく辺野古移転反対を行なうのだろうか。 私はそこに注目している(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加