□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年11月29日第904号 ■ ============================================================= 放置され続けてきた自衛隊のシビリアンコントロール逸脱 ============================================================ 読者から次のようなメールが届いた。 私は福井県のものですが、今日(28日)の福井新聞と中日新聞に、陸上自衛隊の情報部(べっぱん)がロシア、韓国、中国、ヨーロッパなどで自衛官の身分を隠して情報収集をしていたというニュースが1面で(福井)掲載されていました。もと陸上自衛隊幕僚長が共同通信の記者に答えているものです。福井新聞は陸軍中野学校の流れをくむものでアメリカ陸軍とも繋がりがあると書いています。総理大臣にも別班の存在は伝えられておらず、シビリアンコントロールからの重大は逸脱だと報じています。わたしもそう思います。しかし朝日、毎日は一切報じていません。政権への配慮を感じます。国家秘密保護法とのからみで自主的な自己規制なのでしょうか。兎に角この問題をもっと広く知ってもらう必要があると思います。 これは貴重な情報である。 そう思ってきょう11月29日の東京新聞に真っ先に目を通したところ、確かにこのメールの内容と同じ記事が掲載されていた。 すなわち陸上自衛隊の秘密情報部隊である「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班」が冷戦時代から首相や防衛相(防衛庁長官)に知らせず、独断でロシア、中国、韓国、東欧などに拠点を設け、身分を偽装した自衛官に情報活動をさせていたことが複数の元防衛省経験者の共同通信に対する証言でわかったという記事だ。 俄かには信じられない驚くべき共同のスクープ記事だ。 しかも共同は小野寺防衛大臣にこの事をただし、小野寺大臣は27日夜には「陸幕長に過去と今、そのような機関があるのかという確認をしたが、ないという話があった」と述べている。 ここまで動きがあるというのに、東京新聞のほかにこの共同通信のスクープを報じるメディアはテレビを含めきょう11月29日までのところ皆無だ。 世が世なら国会が大騒ぎをして担当大臣や内閣の責任が問われるスクープだ。 特定秘密保護法案の成立を待つまでも無く、この国は隠蔽だらけの国だ。 メディアがまったく機能していない国である。 事態は深刻である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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