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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

秘密法案の廃案を迫る力が弱すぎるこの国の政治の悲劇
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年11月21日第874号 ■   =============================================================       秘密法案の廃案を迫る力が弱すぎるこの国の政治の悲劇     ============================================================  安倍自民党が余裕を持って特定秘密保護法案の修正協議に応じている。  「みんなの党」の修正案を呑んで「みんなの党」をあっさり寝返らせたことでますます自信をつけたに違いない。  私が安倍首相であればどんな修正案も飲み込んで成立させる。  そうすることによって、これは大多数の政党の合意を得て成立した法案だと、皆で責任を共有させることができる。  極めて悪知恵の働いた戦略だ。  法案を今度の国会で成立させることこそ安倍自民党政権の唯一、最大の狙いなのである。  成立させてしまえば勝ちだ。  どのような修正を受け入れても、どのような第三者機関をつくって秘密情報の定義を監視しても、所詮意味はない。  特定秘密保護法案そのものが抜け穴だらけの欠陥法案であるからだ。  官僚が解釈し、運用し、処罰者を決める.官僚がすべてを握る  だからこの法案に反対するなら、ただひたすら廃案を迫るしかないのだ。  どのような修正を飲ませても、どのような対案を出してそれを特定秘密保護法案に反映させても、特定秘密保護法案をつくる事に加担することになる。  本来ならばこの法案をめぐって賛成か廃案かで政治が真っ二つにわかれ、国民に選択肢を与えるべきであるのに、明確に廃案を要求しているのは共産党と社民党だけで圧倒的に弱小だ。おまけにこの二つは一つになれない。  この特定秘密保護法案については、いまではメディアも、有識者も、多くの国民も廃案しかないと考える者が多数になりつつある。  それなのに、その声を政治に反映できる受け皿の政党が不在である。  だから安倍自民党政権が余裕を見せているのだ。  強行採決などしなくても大丈夫だとタカを括って、法案成立を維新の会や民主党が賛成にまわるまで待つと言い出したのだ。  みんなの党に先を超された維新の会や民主党が、安倍自民党に歩み寄るのは時間の問題である。  本当にこの国の政治は壊れてしまった。  この国の前途は暗いといわざるを得ない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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