【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年11月7日第837号 ■ ============================================================= 安倍首相の集団的自衛権行使を米韓が決める日米韓軍事同盟 ============================================================= 11月6日の読売新聞が報じていた。 高まる一方の朴槿惠(パク・クネ)韓国大統領の対日批判発言に反発し、日韓関係の改善を棚上げし、日中関係の改善を優先すべきだという声が政府内部で上がりはじめたと。 これが本当ならとんだお笑いだ。 尖閣問題を棚上げすることなく日韓改善を棚上げする。 それで中国との関係が改善できると思っているのなら政府・外務省の分析力も子供以下だ。 それでも韓国との関係改善を本気で後回ししようとしているのなら、これはもう完全に韓国蔑視のなせる業だ。 もはや大国になった中国には不愉快だが一目おかざるを得ない。 しかし韓国にこのような生意気な事を言わせておくわけにはいかない。 そういう見下した意識が安倍政権の政治家や官僚たちにあるのだ。 ところが、その嫌いで見下している韓国に、安倍首相が最優先で取り組んでいる集団的自衛権の行使権を握られてしまうとしたらその衝撃は計り知れないだろう。 その衝撃的な事が今我々の目の前で行なわれようとしている。 韓国政府は日本の集団的自衛権の行使について、「韓国の事前同意が必ず必要だ」との見解を米国に伝えていた。 この衝撃的名動きを最初に報じたのは10月29日の東京新聞だった。 なんと日本が来年末までに米国との間で策定する日米防衛協力のための指針(ガイドライン)に「韓国の同意が必要」という内容が反映されるように要請したという。 果たして米国はこの韓国の要請にどう答えるのだろうか。 そう思っていたら11月6日のやはり東京新聞が、ソウル外交筋の話として「オバマ政権は、日本の集団的自衛権行使への韓国側の懸念を理解している」と述べたと報じた。 これが事実なら米韓が安倍首相の集団的自衛権行使の発動を左右するということだ。 なぜオバマ大統領は韓国の懸念に理解を示したのか。 それは日本に侵略された歴史を持つ韓国が、もはや安倍首相の手で日本軍にさせられようとしている自衛隊をかつての侵略軍とダブらせて拒否反応を示すことに理解を示したからだ。 ここでも安倍首相の歴史認識が問われる事になる。 日米韓軍事同盟という米韓同盟が日米同盟より優先される日がもうそこまで来ているということだ。 ここまで大きな動きがなぜか日本のメディアで取り上げられない。 そのうち大きな問題となって浮上してくると思う(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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