□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年10月18日第775号 ■ ============================================================= 米デフォルト回避でさえ一言も発しない日本政府 ============================================================= きょう10月18日の大手各紙はすべてその社説で米デフォルト回避について取り上げて次のように書いている。 先送りに終らせるな(朝日) 火種を残す米議会の歩み寄り(読売) 綱渡りは今回を最後に(毎日) 米国の財政再建への冷静な与野党協議を(日経) これ以上威信を損なうな(産経) 「茶番劇」を繰り返すな(東京) 同じテーマで大手新聞がこぞって同じ日の社説で書くことは珍しい。 想定されていたとはいえ、米デフォルト回避はそれだけ大きなニュースだということだ。 それにも関わらず日本政府の立場表明はない。 同盟国である米国の混乱について、日本政府が遠慮して文句を言わなかったのはまだわかる。 しかし、デフォルト回避を歓迎するコメントさえ出さない。 少なくともメディアには報じられていない。 これと対照的なのが中国だ。 きょう10月18日の産経新聞が書いている。 中国外務省の華春宝報道官は17日の定例会見で「進展があったことを歓迎する」と述べたと。 その一方で中国商務省の沈丹陽報道官はやはり17日の記者会見で、引き続き警戒感を抱いていることをほのめかして米政府の問題解決への努力を求めている。 米国に対し、自らの利害に大きな影響を与える問題について、それが不都合なら批判し、好ましいなら評価する中国政府。 何も語らない日本政府。 国際政治においてどちらが一枚上手かは一目瞭然だ。 結果的に米国は中国に一目置き、日本は見くびられることになる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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