□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年10月14日第763号 ■ ============================================================= 生存をトンネルに頼るしかないガザとそれを見過ごす国際社会 ============================================================= ひとくちにパレスチナ自治区と言っても、米国・イスラエルと駆け引きをして生き延びるアッバス議長のヨルダン川西岸と、テロ呼ばわりされてその生存を外の世界への地下トンネルに頼らざるを得ないハマスのガザとはまったく様相が異なる。 パレスチナ問題の本質はまさしくガザにある。 きょう10月14日の毎日新聞が書いていた。 イスラエル軍は13日、ガザからイスラエル側に掘られた長さ1.7キロのトンネルを発見したと発表したと。 イスラエルはこれがテロに使われると喧伝し爆破するつもりだ。 しかしガザにとってトンネルは生活物資を搬入する生命線である。 エジプトへのトンネルがエジプトの反革命によってエジプト軍事政権の手で閉鎖されようとしている。 その事については誰も取り上げない。 およそ今の国際社会で行動の自由が制約され、生存に必要な物資の搬入を秘密裏に掘ったトンネルで行なわなければならないような国がどこにあるというのか。 国全体が牢獄と化したような国が世界中でどこにあるというのか。 それを世界は見過ごし、黙認している。 ここにパレスチナ問題の究極の不正義がある。 きょうの記事を書いた記者は毎日新聞の大治朋子記者だ。 彼女は米国のテロとの戦いを鋭く糾弾して来た記者だ。 その大治記者がイスラエル駐在記者となり、すっかりイスラエル寄りの記事を書くようになった。 パレスチナ問題の本質から目をそらすようになった。 これもまた現実である。 パレスチナ問題の解決は望むべくもない。 テロはなくならない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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