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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

インターネット政党の真髄がここにある
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年10月11日第754号 ■   =============================================================   インターネット政党の真髄がここにある     =============================================================  久し振りに私が目指すインターネット政党構想について書いてみる。  その真髄を見事に言い当ててくれた文章を見つけたからだ。  きのう10月10日の朝日新聞のインタビュー特集記事「オピニオン」に、米国人の東洋文化研究者であるアレックス・カー氏の言葉が掲載されていた。  米海軍横須賀基地で2年ほど勤務した後、徳島で古民家再生に取り組んでいるという変り種だ。「犬と鬼」という米国が見た日本論の名著がある。  父親が乗っていた潜水艦が日本軍の魚雷を受けたが生き延び、父親が死んでいれば自分はいなかったとインタビューで語っている。  そのインタビューは歴史認識をめぐる日本と中国、韓国の関係の難しさについて、朝日の記者が彼の意見を聞いているものだが、その内容についてはここでは触れない。  私が注目したのは彼の次の言葉だ。  「・・・国はどうにもならないから、ローカルなところで何ができるか、私は考えています。地域再生の関係で私が関わっている、ある小さな市では、市長が先進的な考えを持って取り組んでいます。国の支援や補助はあるかもしれないけれど、国がどうしてくれるか、というのを待っていません。自分たちのやるべきことを進めていく。それで、インターネットを通じて人がわっと集まってくる・・・中央省庁や政治家がどう動くか、見なくていいし、待たなくていい。自分たちで態勢を組んで進むことで、意外と成功はできると思っています・・・」  私のインターネット政党構想の真髄がここにある。  しかし、これだけでは不十分だ。  ここから書くことが私のインターネット政党のもう一つの真髄である。  それは一人でもいいから中央政治の国会議員が、そのような地方の首長と組んで、中央政府から予算と政策決定権の一部を要求し、その予算と権限で地方の再生を実現するという構想である。  何も出来ない国会議員や中央省庁の官僚たちに予算と権限を独り占めにさせておくことほど馬鹿らしいことはないからだ。  国民に対して何もできない国会議員と中央省庁の官僚が、国民に対する課税権を独占し、予算をほしいままにする。  これを黙って認める訳にはいかない。全部を移譲しろというのは革命だ。革命には反革命があり永遠の権力闘争になる。そのような事を目指すのではなく、ほんの一部でもいいから、つまり722人の国会議員の一人である722分の一でもいいから、その権限を要求し、それを首長と組んでもう一つの日本を地方からつくる挑戦に使うのだ。  一人が二人になればその権限も大きくなる。  そして全国の国民が見える形で地方に国民が望んでいるもう一つの日本をつくって証明することが出来れば、国民はインターネット政党の有意義性に気づくだろう。  どんどんとインターネット政党へ支持が広がるというわけだ。  私はそのような役割を果たせる政治家は、いささかの私欲、私心のない政治家でしかその資格はないと思っている。  予算と権限の一部移譲を勝ちとるためには、その前に自らが受け取る国会議員の歳費や特権、政党助成金のほとんどを、まず地域再生に使う覚悟が不可欠なのだ。  インターネット政党であるから選挙に勝つことを心配する必要はない。必ず一人はインターネットを通じた集票で当選するという状況をつくっておくことが前提だ。  落選の心配がないのだからすべてを活動に使うことができる。  一人が二人になり5人になれば政党要件をみたす立派な政党だ。  支給される億単位の政党助成金や国会議員の歳費、特権は、そっくりそのまま地方の「もう一つの日本」づくりに使うのだ。  やがて国民は気づくだろう。もはや利権を求める国会議員などいらない、中央官庁など要らない、地方とともにある国会議員が国の予算と権限を地方に移譲してくれるだけで十分だ、と。  この、地方からもう一つの日本をつくるという試みはこれからますます必要になってくるだろう。  なぜならばもはや日本は多くの切り捨てられる一般国民が、まともな生活が出来なくなる国になり下ろうとしているからだ。  私が目指すインターネット政党とは、みなが助け合って、「もうひとつの政治」、「もう一つの日本」をつくり、最後に逃げ込む事のできるセイーフティコミュニティーをつくる挑戦なのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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