□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年10月1日第730号 ■ ============================================================= 政務官に任命された小泉進次郎議員の活躍ぶりに注目せよ ============================================================= 副大臣や政務官の人事が9月30日に決まった。 しかし副大臣や政務官人事ほどつまらない人事はない。 いまでこそ多くの政治家が各省に入り込んで政治主導の格好をつけているが本質的には昔と何も変わっていない。 私が官僚であった2000年までの頃も、政治家が政務次官と称して各省に配備されていた。 しかし政務次官はまったく飾り物で政策は官僚のトップである事務次官が大臣を丸め込んで決めていた。 だから政務次官は「盲腸」のようなものだと官僚から内心馬鹿にされていた。 時代が変わって政治主導が叫ばれ、各省に配備される政治家も数は増え、呼称も副大臣を筆頭に政務官などと変わったが彼らが政策に影響を与えることはまずない。 なぜか。彼らは所詮は大臣と官僚が決める政策決定ライン上の外にあるからだ。 大臣さえも官僚に手なずけられる中で、どうしてラインの外にある副大臣や政務官が政策決定に影響を与えることができるというのか。 だから今度発表された副大臣、政務官の人事などまったく意味がないのである。 そんな中で唯一の例外が小泉純一郎議員の政務官任命である。 なぜか。その理由はこうだ。 彼は小泉潤純一郎んぽ世襲議員であるがゆえに注目され、小泉純一郎の親ばかという後押しがある。 盛んに国民受けをする政策提言を行ってきた型破りの自民党議員だ。 そして今度は復興を担当する政務官だ。 原発事故からの被災地復興を含め被災地住民の救済についてはやることが山ほどある。 彼は青年局長として被災地を訪れ被災民のために政府はもっと真剣に策を講じるべきだと言ってきた。 その彼が復興担当の政務官になった。 これまでの政務官が出来なかった事を小泉進次郎政務官はやらなければならない状況に置かれることになる。 そこで次のところが見どころになる。 もし彼がこれまでの副大臣や政務官、いや大臣でさえもしなかった、出来なかった事を一つでも政治主導でやり遂げるなら、政治主導はやればできるということだ。 「官僚組織の厚い影の前に政治主導で政策を進めていく事は困難だ」という神話がまったくの嘘であることが証明される。 二年生議員になったばかりの小泉進次郎議員でさえ出来るのだ。それまでの政治家がいかに官僚の言いなりになって何もしてこなかったかということが白日の下にさらされることになる。 そしてもし小泉進次郎復興担当政務官が何も出来なければ、彼も口先だけのただの政治家でしかないということだ。 外野席ではいくら格好にいいことをしゃべっていても、いざ官僚組織の中に入り、官僚と一緒に仕事を始めると、官僚と喧嘩してまで政治主導の政策を強行することは避けるということだ。 どちらに転んでも小泉進次郎という政治家は試されることになる。 今度の副大臣・政務官人事などまったく無意味な人事であるが、唯一注目されるのが小泉進次郎議員の復興担当政務官の任命であるということである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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