□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年9月13日第684号 ■ ============================================================= 二階俊博議員の安倍外交批判に注目したい ============================================================== きのう9月12日の各紙が書いていた。 自民党の二階俊博・総務会長代行が11日、名古屋市の講演で「あれだけスピーチを練習していくんだったら、韓国、中国に対するスピーチをちょっと練習したらどうなのか」と皮肉ったと。 私が注目したのは各紙が小さく報じる中で朝日新聞12日の紙面でこれを大きく取り上げ、「東京五輪の祝賀ムードが続く中で、自民党幹部が首相の外交姿勢に冷や水を浴びせた」、と書いたところだ。 さらに朝日は次のように続けている。 「(日韓、日中関係について)この状況を打開する努力が日本にあってしかるべきだ。努力もしないで遠吠えしているようなことをお互いに続けておくのはまずい」、 「(東京五輪誘致の)苦戦の原因は近隣諸国とうまくいっていないからだ。招致に努力した情熱の半分でも対中国、対韓国にやるべきだ」 これは安倍首相のアジア外交に対するこれ以上ないほどの痛烈な批判である。 すかさず菅官房長官は12日の記者会見で「指摘はまったくあたらない」と不快感を表明した。 私はかねてからもはや野党では安倍首相の間違った政策を止められない。自民党も内部から自浄作用が働き、安倍首相の暴政をストップさせるしかない、と書いた。 自浄作用と書けば聞こえはいいが、それは権力争いでもいい。 いやむしろ権力争いのほうが実現性がある。 二階俊博氏のこの発言はその萌芽ではないか。そうなることを私は願う。 二階氏は河野洋平とか加藤紘一のような過去の自民党政治家ではない。 左翼的な政治家でもない。 いまでも影響力を持つ典型的な自民党の利権政治家である。 その二階俊博議員が安倍首相のもっとも痛いところをついたのだ。 二階俊博議員は、これ以上本気で安倍首相を批判し続ければ贈収賄疑惑などで潰されるおそれがたぶんにある。 それを巧みに交わし、同じ思いを抱く自民党議員を糾合し、安倍首相に対する権力闘争を自民党内で巻き起こしてもらいたい。 言っていることが正しければ勝ち目はある。 毒を持って毒を制すである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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