□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年9月5日第662号 ■ ============================================================= シリア情勢の正しい解説は内藤正典教授の「視点・論点」である ============================================================== くどいようであるがシリア情勢についてもう一つだけ書いておきたい。 それだけシリア情勢の正しい理解は重要であり、そして中東情勢になじみのない一般的な日本国民は正しいことを理解する必要があるからだ。 私は偶然今朝4時20分から始まったNHKの視点・論点において内藤正典 同志社大学大学院教授のシリア情勢についての解説を目にした。 それを聞いてすぐにこのメルマガを書いている。 わずか10分のその解説の中に、私が繰り返し書いてきた事のすべてが見事に凝縮されていたからだ。 私が言いたいことを、これほど見事に、100%うなづける言葉で、しかも私と違って一切の予見や思い入れを排除して、専門的に解説したものを私は知らない。 しかも自分の意見をはっきり述べている。 これこそが私が求めているものだ。 後にも先にもこの解説以上のものは出でこないだろう。 この番組はユーチューブなどで簡単に見られるからシリア情勢に興味のある読者は是非ご覧になることをすすめる。 彼はその10分足らずの解説の最後を、要旨次のように締めくくっていた。 私は軍事介入に反対だ。しかし事ここに至ってはシリアの軍事施設に限って攻撃し、アサド政権の攻撃力を壊滅するしかない。ただしそれを行なうには周辺のアラブ諸国の意見をよく聞いて慎重に行なわなければいけない。さもなければ中東は取り返しのつかない混乱になる危険性がある、と。 これこそが私が言いたいところだ。 米国にそれができるかどうかは分からない。 しかしそれが出来る国は米国しかないこともまた事実なのである。 因みにこの内藤正典というトルコ専門の中東専門家は、私がイラク戦争に反対して全国を講演で走り回っていた時、名古屋の講演で知り合った人である。講演の中でわたしが中東について述べた箇所について誤りを指摘してくれた唯一の人である。以来私は彼との個人的接触は一切ないが、彼の中東に関する解説はつとめて見たり聞いたりしてきた。その解説にはいつも学ぶところが大きい。私が安心感を持ってうなづける数少ない専門家の一人である。 彼のような人物が安倍首相の内閣参与になって日本の中東政策に助言をすればいいと思うが、彼が政府の諮問機関や懇談会のメンバーになったということは聞かない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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